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韓国のノンステップバス(2)

2006-07-02 | バス[大韓民国]
先程韓国の大宇製ノンステップバスについて取り上げさせて頂きましたが、現代製のノンステップバスについても紹介させて頂きたいと思います。

この写真のバスはMAKIKYUもソウル中心部の鐘路Chongnoの街中を歩いていた時に偶然見かけたもので、このバスには乗車できていませんが、デザインは他のAEROCITYに準じた感じながらも、大宇製と同じくノンステップ車ならではの仕上がりになっています。

街中で見た限りでは、こちらもトルクコンバーターを使用したAT車となっている様で、中扉はグライドスライド(観音開き)になっていますが、前扉はどうやら普通の折戸になっている様です。

ちなみにこの写真のソウル特別市・470番幹線バスは水色Susaekを起点に、鐘路などの中心部を経て漢江Hangangを渡り江南Gangnam方面へ至る系統で、全線を乗り通すと結構乗り甲斐がありそうです。

皆様こちらも如何でしょうか?(こちらはMAKIKYUもまだですが…)

韓国のノンステップバス

2006-07-02 | バス[大韓民国]
今日は、韓国で最近走り始めたノンステップバスについて紹介したいと思います。

日本国内ではノンステップバスが10年位前から本格的に出回り始め、最近では決して珍しい存在ではなくなってきています。

しかしお隣の国・韓国ではようやく最近出始めた感じで、MAKIKYUも昨年韓国へ旅行した際に初めてその姿を目にする事が出来ました。

このノンステップバスもMAKIKYUが見た限りでは、国産の現代Hyundai・大宇Daewooと、ヨーロッパから輸入した連接車があり、双方とも希少な存在です。

ノンステップバスの運行している場所も、MAKIKYUが見た限りではソウル市内(国産の方は仁川Incheonでも見ました)に限られ、地方では見た事がありませんが、もしかしたら今は運行される様になっているかもしれません。

この希少なノンステップバスですが、MAKIKYUは幸運にもソウル市内の永登浦Yeongduengpo駅前で発見し、乗車する事もできました。

写真の車両がその大宇製ノンステップ車ですが、日本でのノンステップバス初期(三菱ふそう以外)の車両と同様にトルクコンバーター装備のAT車となっており、また乗降扉が前中共にグライドスライド(観音開き)になっているなど、韓国の他のバスでは見られない仕様が幾つも取り入れられています。
(MAKIKYUはノンステップ以外の韓国のバスで、AT車やグライドスライド扉のバスを見た事はありません)

バス車内もデッドスペースが結構多く、入口(前扉)近くにある運賃箱やICカードリーダーの配置にも苦労している感じでしたので、まだまだ試行段階だと思いますが、韓国では比較的普及している天然ガス車両である事は評価すべき点で、天井に大きなタンクが載っているのも特徴です。

ちなみにこの写真のソウル特別市・260番幹線バスは永登浦~ソウル駅~鐘路Chongno~東大門Dondaemun~清凉里Cheongnyangniなどを経由する路線で、ソウル中心部では地下鉄1号線と割合近いルートを走ります。

この大宇製ノンステップバスはこの系統以外でも、ソウル市内では時々走っているのを見かけますので、皆様もソウルへ行かれた時は、他のバスとは一味違うこのノンステップバスを見かけたら是非乗車されてみては如何でしょうか?