MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

JR東日本 205系5000番台(M35編成)

2006-07-03 | 鉄道[首都圏・JR]
(写真は以前撮影したもので、少々暗いですがご了承を…)

今日MAKIKYUは海浜幕張[Kaihin-Makuhari]駅近くにある、千葉県運転免許センターへ出向いていましたが、東松戸[Higashi-Matsudo]~海浜幕張間で乗車したのが205系と呼ばれるこの車両です。

JR武蔵野[Musashino]線では比較的最近まで103系と呼ばれる国鉄時代から走っている旧式の車両が幅を利かせ、その中に205系が数編成という状況が長らく続いていましたが、最近では山手線への新型車両(E231系500番台)導入によって余剰となった205系が転用され、現在では定期列車は基本的に205系で統一されています。

ただ山手線から転入してきた205系は、他の車両へ下回りを捻出する関係もあって、下回りが最新型のVVVFインバーター制御に取り替えられているのが特徴で、103系が混在している頃にこの車両に乗車した時は、今までに比べて余りに静かなのでスピード感がなく、違和感を感じたものです。

この車両は5000番台として他の205系とは区別され、武蔵野線~京葉[Keiyo]線だけで走る希少な存在となっています。(この両線では当り前過ぎる車両ですが…)

またこの5000番台以外にも元々武蔵野線用に導入された205系も数本だけ走っていますが、こちらは京葉線用に導入された車両と同様に前面がやや丸くなった印象のデザインが特徴ですが、レアな車両とはいえ下回りは他の205系と同じですので、個人的にはこの車両がやって来るとハズレです。

ところが、この元々武蔵野線用に導入された205系は6M2T(8両編成の内、両側の先頭車を除く6両が電動車[モーター付きの車両])という事もあり、205系の機器や中間電動車を捻出したいJR東日本は、元々武蔵野線用の205系も一本だけ5000番台に改造(こちらは他の5000番台同様の4M4T)した編成を走らせており、それが写真の「M35編成」です。

この編成は外見上は他の元々武蔵野線用に導入された205系と差がなく、今朝乗車する電車でやって来た時は、パッと見た感じハズレかな?と思いましたが、編成番号を見た瞬間ガッツポーズ!(小さくですが…)、武蔵野線で現在最も有り難いこの車両がやって来る事は、この後に待ち受けていた祝事の前祝いを予感させられるものでした。
(祝事に関しては、今日のもう1つの記事をご覧下さい)

ただこの205系5000番台、下回りは最近JR東日本が導入している新型車両を凌いでいるのでは(?)という車両ですが、外観や内装は改造以前と殆ど変わらずVVVFインバーター化改造された首都圏他社の同期車両の更新車に比べると見劣りするのが惜しまれます。

小田急8000形や京王7000系の様に車内設備にも手を加えて、最新型車両に劣らない(凌いでいる?)位の車両にして頂ければ?と思うのはMAKIKYUだけでしょうか?


ちなみに東松戸~海浜幕張間のJRは18.9㎞で運賃290円(決して安くはありませんが…)、東松戸まで乗車した「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)はそれより短い距離(16.3㎞)の乗車で630円ですので、「開発を止めた某鉄道」の余りの高さには、毎度の事ですが溜息が出ます。

ファイト一発!~祝・大型特殊免許取得

2006-07-03 | Weblog
今日MAKIKYUは「ファイト一発!」とばかりに千葉県運転免許センター(千葉市美浜区浜田・最寄駅=JR海浜幕張)に出向き、大型特殊免許(第1種)の一発試験に挑んで参りました。

ちなみに「一発試験」とは正式名称ではなく通称、技能試験を試験場(免許センター)で受験する事(☆)を示す用語で、一発勝負の試験1つで免許取得か否かが決まる事から、この様に言われる様です。
(一発で受かるからという説もある様ですが、残念ながらMAKIKYUは一発試験を一回で合格した事はありません)

その一発試験の結果ですが、今回はタイトルにある通り見事合格!

と言っても、既に大型特殊の技能試験を2回受験していて今回が3回目、埼玉県某所の非公認教習所に3回程出向き、練習していた事も考えるとまあまあと言った所でしょうか?
(運転に自信がある方は、練習所に通わずに一発試験だけで合格する方もいますが、自動車の運転距離が週平均1桁㎞・ペーパードライバーに等しいMAKIKYUには無理な話です)

ちなみにMAKIKYUは過去に大型自動車免許(第2種)の一発試験を受験した事もありまして、この時は2種で路上試験有りとは言っても、練習所で何度も練習した上に7回も技能試験を受験する羽目になりましたので、それに比べると今回は1種という事もあって遥かに容易でした。

大型特殊は何しろ安定性が悪く、慣れないと直線でふらつく代物ですが、オートマチックで内輪差もなく、また速度の出ない車両ですので指示速度も20㎞/hですので、運転は比較的容易で、何の免許も所持していない方でも試験を受験できます。
(路上試験がありませんので、普通自動車(1種)の試験より易しいかもしれません)

大型特殊とは何?という方もいらっしゃるかと思いますので、MAKIKYUが出向いた某モータースクールの教習車写真(教習所名部分は加工・撮影は許可済)を公開しておきますので、この写真を見て興味を持たれた方は、是非試験に挑戦されてみては如何でしょうか?


今回の大型特殊免許取得で、MAKIKYUの運転免許証は「大型」・「普通」・「大二」(大型第2種)に加えて新たに「大特」の表記が加わり(MAKIKYUの免許証にこれ以上車種が加わる可能性は低そうですが…)、嬉しいことに今日から「優良」の2文字も…(今までは運転免許取得から5年以内でした)

このページをご覧の方で、現在運転免許取得で苦労されている方がいらっしゃいましたら、技能の一発試験をはじめ、学科や公認教習所での検定も含め、1度や2度不合格でも諦めずに辛抱強く受験し続ければ道が開けますので、最後まで諦めずに頑張って下さい。

MAKIKYUの知人の中には、普通免許取得を公認教習所通学途中で投げ出した者や、卒業検定合格~教習所卒業(卒業証明書=技能試験免除)後に待ち構える学科試験を突破できずに断念した者もいますが、もしこのページを見ている様でしたら是非奮起して一発試験に臨み、是非免許を取得して頂きたいものです。



☆運転免許の取得方法としては、この他に公安委員会指定(公認)教習所で所定時間の教習を受けて技能検定を受検する方法もあります。この検定に合格した場合、試験場での技能試験は免除になりますが、大特2種と牽引2種は試験場受験(一発試験)のみです。

公認教習所に入校した場合は、出来不出来に関らず所定の教習をこなさなければならず入校金も比較的割高、また学科が必要な場合(第1種、第2種共他車種の免許を所持していない場合)はこれも結構な費用になりますので、試験場受験に比べて費用は高めなる傾向がありますが、練習で慣れた車両とコースで土日も技能検定(試験場の一発試験は平日のみ)が受験できるメリットもあります。