晴れ、28度、87%
ヤギのミルクから作ったチーズ、シェブール。口に入れて、一息したところで広がる独得な香りがあります。食感も、牛のミルクからできたチーズと違って、もろっとしています。私は、黒灰をかぶったバランセなど好きですが、家人はどうも今ひとつ。そんな家人が、ヤギのバターを買ってきました。ヤギのヨーグルトがあることは知っていましたが、バターは初めて。
最近、フランスパンばかり焼いているので、どうしても、バターが欲しくなります。
香港でも、最近急に値段が上がったエシレバターです。
日本のカルピスバターのような洗練された感じではないのですが、いつも、美味しいな~としみじみ食べます。
さて、こちらがヤギのバター。M&Sイギリスのマークスアンドスペンサーのものです。イギリスのバターですね。ちょっと黄色くて、
口に入れると、普通のバターなんですが、その後、ヤギのチーズに似た香りがフワッと。くどくなくさっぱりしたバターです。ヤギのミルクは、カゼインの質が人間の母乳に似ているそうです。そして、牛のミルクはだめな犬たちにも、このヤギのミルクなら与えることが出来ると聞きました。とれる量は牛に比べると少ないので、お値段はその分高くなります。
そして、どんな時にも冷蔵庫に2、3個買い置きがある 無塩のバター。パンや、お菓子作りに欠かせません。フランスのものですが、オーストラリアやニュジーランドのバターより手頃な価格で買えます。バタークリーム、バターケーキには、このバターが味を左右します。くせが無く、こくはしっかりとしています。
ヤギのバター、今度は加熱して使ってみようと思っています。熱を加えて、この香りがどう影響してくるのか、ちょっと焦がして使ってみるのも面白そうですね。