チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

エスカレーターに乗れました パグ犬モモ

2012年05月04日 | 香港

小雨、26度、97%

 香港島のセントラルから中腹に向けて、世界一長いと云われている、ヒルサイドエスカレーターがあります。一本しかありませんから、朝は、下向き、午前10時からは上向きに動き、真夜中まで仕事をしています。

 上向きの昼間から夜にかけては、最近は観光客もたくさん利用しています。以前は人家だったところが、今では、SOHOなどといって、飲食店が軒並みです。

 このエスカレーターの開発の目的は、セントラルの上の方に棲む人たちの利便性にありました。確かに、お年寄りや市場で買い物を済ませて重い荷物があるときは、つくづくありがたいと思います。

 ただ、観光客の人たち時折勘違いをして、一番上までいくと何か観光名所があるかと思っています。一番上は、地元の人が住む普通の何も無い街です。そして、そこに我が家のビルもあります。

 香港、早朝の今ですら27度、昼間は30度を超し始めました。しかも、香港中ほとんど道は舗装されています。この環境で、一番お疲れなのが我が家のモモさんです。いえ、お散歩の犬たちみんな大変そうですが、とりわけ、ゼーゼー、ハアハアと仰る上に、

  少し日陰やひんやりしたところに来ると、ご覧の通り、ご休憩。このまま、10分はお休みなさいます。しかも、これが今から10月近くまで続きます。

 モモさん、夕方のお散歩、上向きに行けば、帰りは、下向きですのでまだ楽です。ところが、町歩きのコースをとると、行きは下りでヨイヨイ。帰りは、のぼりです。さあ帰りましょう、の一声で、坂の上を見上げるモモさんと私です。私だって、きつい坂です。そこで、汗まみれの私は、毛の生えたモモさんを抱き上げ、エスカレーターに乗って、我が家まで帰っていました。そうなんです、モモさん、エスカレーターが怖かったのです。

 解ります。お年寄りだって、エスカレーターに乗るタイミングを掴むのに、苦労していますものね。それで、この8年間、夏は、モモさんを抱いて、エスカレーターに乗っていたのです。それが、先日、家人と3人で散歩をしていると、やはりゼーゼー言い始めたので、エスカレーターの乗ろうとしたら、モモさん、自分でさっさと乗りました。あれ~!

   ほかの犬たちのように余裕綽々ではありません。

  肩に力が。 真剣に上を見上げています。早く終わらないかな?

 8歳にして、新体験。よくやったね、モモさん。自分の恐怖心を押さえて乗っています。

足を挟まれたり、まだ油断は出来ません。が、私も、これで少し楽になりました。

 

コメント (10)
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