晴れ、27度、90%
我が家の月桂樹、8年ほど前に求めました。オーストラリア産。当時、まだ、香港では珍しかった月桂樹です。輸入物でもあり、お値段はびっくりするくらい高かったのですが、エイとばかりに求めました。
ヨーロッパのホテルの入り口の両脇を飾る、こんもりと刈られた月桂樹。あの姿に憧れてのことです。もちろん、葉っぱは、お料理にも使えますしね。
3月頃に、たっぷりと有機の肥料を与えたのが功を奏したのか、柔らかな新芽をたくさん付けました。食卓に座った家人が、きれいな花が咲いてるね、と仰ったほど優しい緑の新芽でした。気温が上がり始めると、瞬く間に枝を張り、葉がミッシリと重なり合っています。気温、湿度ともに高い香港では、風通しの悪い植物にはすぐに害虫が付きます。暑くなって、枝を払うのは考えものですが、思い切って7、8本切りました。
切ってみると、枝振りや新しい葉が何ともいえずいい趣です。
しばらくは、部屋のここかしこに、
生けておくことにしました。はらった枝の根本についていた葉は、早速、梅パンを焼いた後のオーブンで
乾燥させました。余熱を利用するだけで、乾燥出来ます。その上、オーブンの庫内の匂いもスッキリとなくなりました。
大きな素焼きのポットに蓄えておきます。月桂樹の葉は、洋風な料理ばかりでなく、甘みをあまり加えないお醤油との煮込みものにも合います。