曇り,19度、84%
今年の12月は東京で迎えました。年末に旅行をすると、どうも生活の秩序が崩れます。主婦ですので,最後の月だけは、決まりきったことを余裕を持って片付けたいと思います。
気になっていたお正月の松,クリスマスの花を見に久しぶりに九龍サイドの花市に出かけます。これから年末にかけては,車で出かけていてはいつもの倍の時間かかります。九龍サイドに渡るトンネルでノロノロ,駐車場が空くのを待ってイライラ。
昔に比べると,花市は年々,花の種類も豊富になって来ました。昨日は花園街に足を踏み入れただけで,圧巻。クリスマス前から旧正月まで、もしくはバレンタインデーまでは毎日に花が世界中から入って来るのですが,その量が今年は今まで私が見たうちで一番多いように思います。 歩道には納まらず車道にまで並べられた花や鉢。
セントポーリアも大小。
根がカットされたツリー用の木もどこまでも並んでいます。
クリスマスカラーの花たちの奥に私の膝丈ほどのツリーが見られます。家庭用の小ぶりなツリーです。これは今年初お目見えです。30年近く前の花市、クリスマス前に行っても,松ぼっくりすらありませんでした。丸いリースのオアシスもなかったので,ユーカリでリースを作ったこともありました。オレンジの輪切りを飾りたくてもありません。自分でオーブンで乾燥させましたが,失敗したこともありました。
生のリースも大小様々。こんな光景、信じられません。昆明からの小さな植木。
ミニバラ、ローリエ、コニファーの鉢が降ろされたばかりです。
花園街に来ると,急に元気になるのは私ばかりではないと思います。香港の花屋さんにはよく出来合いのブーケが飾られています。 壁一面に即お持ち帰りの花束です。どうかよくご覧ください。お見せしたかったのは,一番上の3つの花束(?),右からドラえもん、キティーちゃん、アンパンマン。こんなものまであります。時には生花の真ん中にこんな人形が飾られています。流石にどなたも私にはこの手のブーケはくださいません。ありがたいことです。
昨日は,日本からの松。 これがないとお正月にならないと,高くても求めてきました。今から,お正月までゲスト用のバスルームで出番待ちです。この冬は暖冬だといわれている香港,松を養うのも気を遣います。
そしてクリスマス用には,オランダからの生のブーケです。こうした木枠に入れられて送られて来ます。私が求めたのは直径20センチほど。いつもは花などに気付かぬ主人が、昨晩は帰るなり目ざとくこのブーケを見つけました。サイドテーブルに載せてあっただけなのですが,この鮮やかさは目を引きます。もう2,3日、木枠に入れて水を与えてそれから吊るすつもりです。
さあ,あと何回,旧正月までに花市に行くことやら。