チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

野良猫 香港

2015年12月29日 | 香港

曇り,16度、82%

 モモさんの散歩道、私が走る道,人が住むところから程遠くない車の通りも少ない静かな道には,野良猫がいます。捨て猫かもしれません。時には子猫連れもいます。エサですか?この道を通る人やわざわざ車でエサをやりに来る人がいます。きちんとしたドライ,ウェットのキャットフードです。しかも缶を空けたままあげるのではありません。小さな器に入れ替えてあげています。蒸留水まで一緒です。私がお魚を一匹料理した後などに持って行くお魚のあらなどは見向きもしません。キャットフードのみ食べる野良猫たちです。

 随分以前のことですが、こうした猫をバスケットに入れて連れて帰る女性がいました。家で飼うことにしたのかな,と思っていると,またしばらくしてその猫を道に連れて来て放します。そんな光景を数回見ました。彼女は,毎朝猫にご飯を携えてやって来ます。彼女の気配で猫たちは薮から出て来るほどでした。しばらくして彼女の姿は見えなくなりました。私が,何故その女性が猫を連れ帰っていたか,その理由に気付いたのは,随分後になってからのことです。メス猫の避妊のためです。自費で手術して,元気になったら道に戻してやっていたのだと思います。

 モモさんの散歩道に2匹の猫の姿を見るようになったのは,この春先です。姿や大きさからきっと兄弟です。 いつも2匹一緒に寝ています。 そして2匹の寝床の近くには,いつも誰かがエサを置いてくれています。この2匹のうちの一匹は、 とても敏感です。小さな物音にもすぐに反応して目を覚まします。もう一匹をかばっているようです。

 この道に犬の散歩でくる方が,気を付けないと引っ掻くよと教えてくださいました。事実,連れてる犬には鼻先に傷がありました。

 段々、香港ですら寒くなり始めました。枯れ枝の上で寝ている姿は見られなくなりましたが,エサを食べに出て来る時に出くわします。小雨が降る夜など急にこの猫たちのことを思い出します。きっと2匹で丸まって,お互いに温め合いながら寝てるんでしょうね。

コメント
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