福岡の桜
2016年04月05日 | 花
曇り、12度
福岡の桜が満開と聞いたのは先週末でした。知らせてくれた友人は、私の帰国が桜に間に合うといいねと言ってくれます。気流の悪いところを抜けると、佐賀から福岡に向けて飛行機は飛んでいます。上空から見ると薄く桜色に染まる山の上です。桜に間に合いました。
この2日ほど雨が降っていたらしく、空港から外に出ると肌寒く感じます。花曇りとは正にこの天気です。珍しく午後早い時間に着きました。桜を見ようと思いながら、用事を片付けるともう日が暮れ始めました。天神中央公園を中洲の方に抜けた川沿いの桜です。 桜の花ばかり見上げていましたが、足元は既に花びらの絨毯です。皆さん、桜にカメラを向けています。桜は心を和ませてくれます。橋の上に立ち、ふっと気を抜いてまわりを見回します。お年を召したご夫婦が桜を見上げています。何をどう感じながら桜を見ているのでしょうか。来年もまたと思う気持ちが強いのではと思います。そんな思いの私の耳に届くのは、北京語、韓国語、ああ、広東語も聞こえます。
この桜を見に他所の国からも人が集まって来ます。花を見るためにわざわざ飛行機に乗ってやって来る、こんな平和なことはありません。
福岡、今日は気温が上がり花の盛りを過ぎると言っています。家に籠っているかもしれない義母を花見誘おうと思います。私も思います、来年もまたと。