曇り、10度
香港、福岡間のエアーチケットが取り難くなっています。香港人は福岡に日本の匂いを嗅ぎに手軽にやって来ます。地元のキャセイ航空の傘下ドラゴンエアーの直行便は予約ですぐに満席になります。台湾経由がありますが、時間が倍近くもかかります。そこで、格安の航空会社香港エクスプレスを調べて見ると、たまたま空席があります。直行便です。シメシメとぽちっと予約ボタンを押しました。お値段は半分以下、これにはびっくりです。お安いのは嬉しい。
LCC、価格が安いので当然機内サービスがありません。預ける荷物には料金が取られます。機内サービスがないといっても香港、福岡は3時間少し。おいしくない機内食なんて要らないわとよく言っていましたので、問題なし。一人旅はいつも機内持ち込みの荷物だけですから、こちらも問題なし。オンラインチェックイン、そんなものなくてもよし。と、空港に向かいました。ゲートの前には早めに行きました。既にお待ちの人たち、皆さんサンドイッチやスナックを食べています。機内食がないからでしょうね。ところが搭乗の時初めて知ったのですが、機内に外で買った飲み物、食べ物は持って入れないそうです。
機内は頗るシンプル、エアバス320です。これまた当然、スクリーンなど付いてはいません。本を持ち込むか寝てれば時間は過ぎます。飛び立ってしばらくすると、電車の中のように機内販売が始まりました。 これがメニューです。予め、ウェッブでも予約出来ます。香港エクスプレスを以前使った友人に下調べをしましたら、機内食に首を傾げていました。普通の機内食よりも貧弱に思われます。ソフトドリンク、アルコールの機内販売もあります。
いつも何かサービスを受けるのに慣れていますからちょっと寂しい気もしますが、これが当たり前と思えば、3時間ぐらいなら食べ物、飲み物なしでも大丈夫と分かります。長距離路線ではやはり無理かな。
お安い飛行機で戻って来た福岡、最初の晩は家ではなくホテルに泊まることになってしまいました。家から僅か車で20分ほどの中洲の川端に立つ5スターです。一人なのにやたら広い部屋、大きなベットに枕なんか4つも置いてあります。優待とかではありません。主人が福岡も大きな都市だと教えたかったようですが、家に帰りたかった。
ひとつ嬉しかったのが、以前から使ってみたかったNespressoが置いてありました。 最近、珈琲にすっかりぞっこんです。友人など福岡で美味しい珈琲を飲んでくださいよとメールをくれるほどです。今回、福岡での初珈琲はNespressoで。やはり人気なのが分かります。手軽で美味しい珈琲が入りました。ブルーのコンクはやや濃い珈琲でしたので、
自分でカフェオレを作ってみました。
一人旅の時、機内食が要る要らないは飛行時間によって決まると思いますが、ホテルはこじんまりとした清潔なベットとお風呂とトイレがあれば充分です。もちろん、美味しいNespressoの珈琲を飲んだあとは、急いで家に帰りました。