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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

LCC(格安航空会社}続き

2016年04月08日 | 日々のこと

ガス、27度、97% 

 4日前、初めて「香港エクスプレス」というLCCを利用して福岡に戻りました。香港福岡間の飛行時間は3時間半です。乗った機種は、エアバス320、150名乗りの中型飛行機です。そして、昨日、復路福岡から香港に戻って来ました。

 「香港エクスプレス」の注意書きにチェックインが込み合いますから早めにチェックインカウンターへお越し下さいと書いてあります。預ける荷物はありません。行きは早朝便でしたので、香港サイドのエアポートステーションで前日にチェックインを済ませておきました。つまり、ボーディンパスだけを貰って帰って来た訳です。4月4日は香港は祭日、日本もそろそろ春休みが終わる頃、行きも帰りも満席でしたがほとんどが香港人でした。

 さて、昨日香港に戻るために出発時間より2時間前に福岡空港に着きました。見るとそんなにカウンターが込んでいる気配はありません。チェックインの時、手荷物の重さを測らせてくださいとおっしゃいます。測ると、8.2キロ。「規定では7キロまでですから、料金を払ってお預けになるか、過剰分を始末してください。」と言われます。LCCの預け入れ荷物は別途に重さに応じて料金が取られます。そこで過剰の1キロばかりを小さなボストンに詰め替えるためトランクを開けました。その時気付いたのですが、私ばかりでなく4組ほどの人が荷物の重さでトランクから荷物を入れたり出したりしています。入れ替えるとまた並んで重さを測ってもらいます。やっと何故、チェックインが込み合うのかが分かりました。持ち込み荷物の重さをしっかりと測るためです。

 やれやれとゲートの前に行きました。搭乗時間が近付くと、係の人たちがフロアーを廻って乗客に何か話しかけています。そのうちその一人が私のところにやって来ました。「機体が小さく頭上の荷物入れが狭い上、手荷物をお持ちのお客様が多いので、出来ましたらそのトランクをお預けください。」とおっしゃいます。どうも私のジェラルミンのトランクがお気に触るようです。「申し訳ありません、先を急ぎますので持ち込みます。」とお返事しました。

 LCCは全席エコノミークラスです。搭乗して荷物をコンパートメントに入れる時、「ああ、これね。」と気付きます。福岡からの香港人のお土産のトップ3に入るのが、「イチゴ」です。福岡、熊本のイチゴを箱買いでお土産にします。しかも一箱ではありません。この箱のために、頭上の荷物入れは場所を大きく取られます。しかも雨降りの福岡でしたから、傘まで荷物にある始末。皆さんどうにか荷物を押し込んでの出発でした。

 小さな機体で座席も狭いのですが、私は人にその事を教えてもらうまで気付きませんでした。身体が小さいので座席の大きさは気になりません。お弁当(電子レンジで温め直すようなご飯もの)の機内販売でお弁当、飲み物を買う人が帰りは殆どいません。皆さん旅慣れていらっしゃるのだと思っていると、流石香港人でした。機内に外から買った食べ物は持ち込まないように注意書きがあるにもかかわらず、香港人の方、荷物からおにぎり、お弁当、ジュースにビール、出て来ます出て来ます。お隣の男性、辛し明太のおにぎりはダメだと残しましたが、いったい幾つおにぎりを食べたことやら。微笑ましく思います。

 機内で借りるブランケットも有料です。今回は寒いどころか暑すぎて、私など半袖ひとつでした。

 国内線の正規路線でも、殆ど食べ物のサービスはなくなったと聞きます。たとえ国際線でも、3時間程度なら食べ物のサービスは必要ないと今回感じました。大きな荷物はお金を払って預ければいい事です。狭いのも3時間程度なら我慢できると思います。何分にも運賃が半額以下ですから。

 簡素化もいいですが、まだ小さかった頃、たかだか福岡大阪間の機内でも、きちんと折り詰めのお弁当が出て来ました。空の上で頂く折り詰めのお弁当、とても懐かしく思い出しました。

 

コメント
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