小雨、28度、78%
夏中、蚊取り線香は必需品です。網戸がついているものの、ココのトイレのために居間の戸は必ず少し開いています。庭に出れば、木の茂った奥から蚊がブーンとやってきます。
香港にいたときはマンション住まいでしたが、蚊はエレベータ人って上の階までやってきます。年に数回そんな蚊のために蚊取り線香を焚きました。 これはキャットストリートで買った蚊取り立てです。本来は寒い時の手を温めるものだったようです。
この家は蚊取り線香一つでは間に合いません。 庭に近いデッキには母が焼いた水漏れする鉢に蚊取り線香を立てて使います。この鉢はデッキに出るドアのストッパーにもなっています。
なにやら無骨な蚊取り立てばかりです。昔ながらの豚の蚊取り立て、鋳物でできた洒落た蚊取り立て、いろいろ見かけます。
先日、素敵な蚊取り立てをいただきました。柔らかの薄桃色でその形も女性的な小振の蚊取り立てです。デッキに置いておくのは勿体無い。似つかわしくありません。客間の縁側で煙をくゆらすのがお似合いです。「庭仕事の時お使いください。」なんて言葉が添えられていました。いえいえ、お客様がお見えになったときのためにとっておきます。薄桃色の線香立てから立ち上がる煙まで、なにやら品よく見えるから不思議です。