チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

梅干しを天日に干しました。

2017年07月23日 | 日々のこと

曇、28度、85%

 九州の北部も梅雨が明けました。梅雨明けと聞くとすぐに「暑中見舞い」を思います。もたもたしているとあっという間に立秋 です。日本に帰国して以来初めての「暑中見舞い」を書きました。日本の住所で出す「暑中見舞い」は30年ぶりです。ちょっと感慨深いと思いながら書いていると、何か梅雨明けにしなくてはならないことがあったと思います。「何だったかなあ?そうだ、梅干しよ。」

 庭の梅を梅干しにしました。梅干しを作るのは初めてのことです。「梅干し」と書かれているのに梅干しを天日に干して作ることを今回初めて知りました。壺に漬けていればできるものだと思っていたのです。塩をして、赤い色をつけるために、赤紫蘇を足して、また重石をしたのはひと月以上も前のことでした。薄塩で漬けていましたから、最初のうちは腐敗が怖くて匂いや塩水の具合を幾度も確かめました。大丈夫となると、「梅干し」のことすっかり忘れていました。干してまた壺に戻して、寝かせればいよいよ「梅干し」の出来上がりです。

 覆いを取ると綺麗な色の塩水が見えます。 中蓋を取ると、あらら、梅は赤く染まっていません。赤いのやら黄色いのやら、赤紫蘇の量が少なかったのでしょう。家の梅ですから大きさもまちまちです。硬さもまちまちです。一つ一つ、ざるに並べました。赤紫蘇も絞って一緒に干します。干すこと3日3晩だそうです。しばらくお天気持ちそうです。庭の中塀の上に干しました。

 初めての「梅干し」作り、器具は家にあるものを使いました。重しは初めの3日は消火器を、次の水が上がるまでは庭石を、最後のひと月は石のスパイスグラインダー(スパイスを挽く臼)をのせました。 ご苦労様。こちらもよく洗って干しました。

 漬け水から引き上げた時は梅の甘い香りがしていました。それがたった1日干しただけで梅干しの匂いに変わります。干すのも何度も裏表ひっくり返します。どんな梅干しができるかしら、楽しみです。庭の梅を使って、母はおそらく「梅干し」を漬けたことはありません。梅酒の梅も買って来ていたように記憶しています。色も形も硬さもまちまちな「梅干し」が出来上がるはずです。庭からの贈り物「梅」を無駄にしなかっただけでも得した気分です。食べれるまであと半年、先が長いなあ。

コメント
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