曇、7度、66%
今日はキリスト教のお祭りの一つ「公現祭」です。フランスではこの日に「ガレットデロア」というアーモンドクリームの入ったパイを食べます。最近、日本でもこの日に「ガレットデロア」を焼いて出すお店が多くなりました。私一人分の10センチほどの「ガレットデロア」を焼こうと準備を始めたのですが、頂き物のマロンクリームが目につきました。そこで急遽変更、「マロンパイ」をおやつに焼きました。
このマロンクリームはフランス製です。フランスの栗は日本の栗のように黄金色ではなく、こっくりとしたブラウン色です。プクプクと焼いているとパイが立ち上がりました。このパイ生地は岡山県「蒜山」のバターを使っています。お土産にいただいたこの「蒜山」バターは焼き菓子に深いバターの香りを添えてくれます。
10センチほどの「マロンパイ」が2つ出来ました。焼きたてのパイを食べれるのはお家で焼くからこそです。我慢できずに昨日のおやつに一つ食べました。バリバリと口の中で崩れるパイ生地です。今日は残りの一つを温めてパクリといくつもりです。
フランスでは大きな「ガレットデロア」のアーモンドクリームの中に「フェーブ」という小さな人形を忍ばせておくそうです。「フェーブ」ですから起源はソラマメです。この「フェーブ」が入った一切れに当たった人は今年一年幸運だとか。蚤の市などで売られている「フェーブ」を長年探していますが、いいものが見つかりません。パリの高級菓子屋の「フェーブ」も高値で売られています。縁起を担ぐ食べ物はどこの国にもあるのですね。「フェーブ」を手に入れたら大きな「ガレットデロア」を焼いてみたいと思います。
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