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曇、29度、89%
30代の現代作家の本を買いました。小説です。新聞の書評を見て、気になったので買いました。本を買うのに本屋に行きません。Amazonでは新刊でも新中古本としてお安く買うことができます。プチン、で翌日には届きます。
短編が6つ入った本でした。日本語なので一日かからずに読み終えました。一つ一つ読み終えた頃にはこの作家の世界にズップリと嵌っていました。いつものことです。読み終えたの十日ほど前のこと、本の感想を書こうとしても言葉が見つかりません。「どうしてかしら?」この十日その理由を考えました。
日本語ですから、わかっていないわけではありません。現代作家が書いた現代の話です。私の心に馴染まない話、つまり心に届いていないと思い至りました。そう、話のストリーは分かっていても、6つの話に心が動かなかったのです。
実は最近こうしたことがよくあります。本屋に出向かないで本を買うからかとも反省します。心に響かなかった本は「箱」に詰めて本屋さんに引き取ってもらいます。「箱」一杯になると送り出します。本の選び方に失敗があるのか、私の心が共鳴しない本があります。勿体無いと思う気持ちと心が共鳴しないというのは「心の老化」かもしれないとボーッと考えます。新しい若い作家の持つ眩いものを受け入れる素地が私に無くなって来ているのかもしれません。
本を読んでいて途中でそれに気付くこともありますが、いつも最後まで読み終えます。「箱」に溜まった本はできるだけ見ないようにしています。私の汚点のように見えるからです。そろそろ箱いっぱいになります。宅配のおじさんが取りに来てくれます。「箱」を手渡すとき何故か気恥ずかしく思います。
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