マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

お花見の季節

2011-04-05 | Weblog
写真は銀閣寺近くの疎水べり、3分咲きから5分咲きという感じです。

鴨川べりにもシートがならんでお花見の楽しそうなざわめきが町を包んでいます。
東京では、あちこちにお花見自粛の看板が立っているそうです。
都庁の高層ビルの中でテレビで東北の惨状を眺めて「天罰だ…」と言った都知事が
今度は「花見自粛」を都民に呼びかけ(強いて)、それが実施されているわけで、
信じられないことです。
美しい花が咲き乱れる季節に、部屋で鬱々としていなければならないなんて、戦争中の話みたい。
自分の価値観を市民に押し付けることに何の疑問も持たない人間を首長にしている東京は不幸、と私は思いますが…

こんなユーチューブを見つけました。(2011年4月3日の御苑の画像です)
そうだ新宿御苑行こう花見をして東北のお酒を飲んで復興支援をという趣旨でアップされたようです。
新宿御苑に咲きほこる桜とお花見をしている人々の画像、バックミュージックはワルツです。
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隠蔽?それとも?

2011-04-05 | Weblog
放射能汚染の広い範囲の「現在」の観測データや風向きなどによる「予測」のデータとか様々なものが外国のものしか無くて日本の気象庁などは隠しているのだろうと思っていましたが、どうもデータをとる能力がほとんど無いのではと思えてきました。

今回の原発の事故では、11日以降に次々に起こってきたことに対し東電は結局何もちゃんと対処できていません。
要するに事故が起きると思っていなかったので、絶対安全と東電も政府も思い込んでいたので、
何かあったときにどうしたらいいか全く判らなかった、ということなのでしょう。
日本の技術はすごいから大丈夫、なんていうお題目を国民に向かって唱えている内に、
客観的に判断する能力を失い、
事故時に必要な事を考えず、従ってその対策にお金を使わなかったことも明らかです。
今や機器も計器も何もかも足りなくてお手上げ状態なのに、
原発の増設を支持して来た学者を総動員して、事故がまさに現在進行形であることをごまかし、
相変わらず大丈夫、安心です、と言わせています。

現場で命を削って働いている方のことを思うとたまりません。
次々起こる事態にもまるで特攻隊のような人たちの仕事に頼るしかない現状です。
日本中の原発55基が皆このようなものであることを忘れないようにしたいです。
そして今後するであろう巧みな言い訳に誤魔化されないようにしたいと思います。
コメント (6)
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