放射能で汚染された野菜や果物を食べるのはいやです。
けれど福島に、地震列島の日本に、
原発が増設されるのを黙って見過ごしてきた人に罪はないのでしょうか?
東北や北関東の人たちだけがリスクを背負って生きなければならないのはおかしいです。
福島から送られてくる電気のおかげで最先端の暮らしを享受してきた人々が、
福島や茨城産の野菜や果物は食べない、というのは身勝手。
「風評」と言うのは根拠が無い場合に使う言葉です。
野菜も果物も風評被害ではなく、程度の差こそあれ、放射能に汚染されているのです。
放射能はどんなに僅かでも受けないにこしたことはない、
というのがマリーキューリー以来の歴史と研究からわかったことなのです。
それを、風評被害と言うのは責任の所在を誤魔化す為の言葉です。
マスコミは生産者の立場、生活者、消費者の立場に立ち、政府や東電に圧力をかけなければいけないのに、
まるっきり逆のことをしています。
原発から放射能が放出され続ける限り米も野菜も水もミルクも汚染されるのです。
それを知った上で、食べる、という選択をこれから日本人はしなければならないのかもしれません。
銀閣寺の疎水べりの桜もそろそろ終わり。
ピンクの花びらが散って水面はピンク色。
写真は疎水の水面です。このあたりは水が全く見えません。
花びらの上に落ち葉が乗っています。