マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

罪と罰

2011-04-16 | Weblog

放射能で汚染された野菜や果物を食べるのはいやです。

けれど福島に、地震列島の日本に、
原発が増設されるのを黙って見過ごしてきた人に罪はないのでしょうか?
東北や北関東の人たちだけがリスクを背負って生きなければならないのはおかしいです。
福島から送られてくる電気のおかげで最先端の暮らしを享受してきた人々が、
福島や茨城産の野菜や果物は食べない、というのは身勝手。

「風評」と言うのは根拠が無い場合に使う言葉です。
野菜も果物も風評被害ではなく、程度の差こそあれ、放射能に汚染されているのです。
放射能はどんなに僅かでも受けないにこしたことはない、
というのがマリーキューリー以来の歴史と研究からわかったことなのです。
それを、風評被害と言うのは責任の所在を誤魔化す為の言葉です。
マスコミは生産者の立場、生活者、消費者の立場に立ち、政府や東電に圧力をかけなければいけないのに、
まるっきり逆のことをしています。
原発から放射能が放出され続ける限り米も野菜も水もミルクも汚染されるのです。
それを知った上で、食べる、という選択をこれから日本人はしなければならないのかもしれません。

銀閣寺の疎水べりの桜もそろそろ終わり。
ピンクの花びらが散って水面はピンク色。
写真は疎水の水面です。このあたりは水が全く見えません。
花びらの上に落ち葉が乗っています。


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放射性物質の拡散予測

2011-04-16 | Weblog
かつて私が子どもの頃、米ソが競争して核実験をしていた時、
中国地方に住んでいましたが、
雨が降る度、「はげる、はげる…」といって頭を押さえて大慌てで屋根のあるところに逃げ込んだものです。

今では、宇宙衛星が地球の周りをぐるぐるまわって、
コンピューターで誰もが世界中の映像を瞬時に見ることもできます。
雲の動きも見ることが出来ます。

世界各国の気象庁は福島から放出される放射性物質の行方をかたずをのんで追いかけています。
でも日本の気象庁は何をしているのかさっぱりわかりません。

ノルウェーの気象局の放射性物質の拡散予測

コメント (4)
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