テレビを見ていると各地の地震の速報が画面に表示されますが、
このところとても多くて怖ろしくなります。
過去の地震の研究から地震には活動期と静穏期があることが阪神淡路大震災以降明らかになり、
９５年以降活動期に入り
およそ２０～２５年間に亘ってＭ８クラスの地震が起きると予想されているそうです。
東海、南海地震が連動して起こればさらに巨大な地震が起きる可能性も予想されています。
これは地質学者、地震学者の統一見解なのだそうです。
もはや猶予はないわけで、
判ったからには直ちに原発を廃止するのが未来への責任です。
日本は多様なエネルギー源の併用という選択もあったのに、、
もはや原発しかないという宣伝を繰り返して原発を増やし続けて来たのです。
原発の抱えるリスク（廃棄物処理等）を考えればこれほどお金を使うものは他にはありません。
今回のような事故で多くの人が住んでいた土地や水や海が汚染され、
それをお金に換算すればいくらになるのかなんて途方もなくて、
おそらく天文学的な数字になるでしょう。
今回は想定外の自然災害と言い訳をしますが、
実はしっかり想定していて、
その際に事故をどうやって防ぐのか、とか、
放射能を出さないようにするにはどうするかということを考えるのではなく、
どうやってパニックを抑えるか、どう責任逃れをするか、ばかり考えていたようで今のところ成功しているようです。
原発には「あとは野となれ山となれ」の考え方が根っこにあります。
遠い未来に現在の誰も責任をとり得ないわけですから。
どのように言い訳しても、そうやって未来を汚し壊し続けているのです。
日本に住み続けたいから、日本列島に住み続けるために、
新しい町づくり、新しい暮らし、
新しい価値観を自分たちで作り出していかなければならないと思うのですが…！！
昨日、東京でネットなどの呼びかけで、原発はいらない、と訴える、
１万人規模のデモがありました。
とくに主張主義のない若い人が風船を持ったり、ギターを持ったり
それぞれの格好をして、それぞれのスローガンを持って歩いたそうです。
驚くのはそれをＮＨＫもどこも報道しなかったことです。
よく中国の報道規制のことを悪く言いますが日本も同じです。
