マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

「地球の年表」を見て思ったこと

2011-09-09 | Weblog
ずっと前、息子が恐竜に夢中だった頃、恐竜がいったいどれくらい昔に、どれくらいの間生きていたのか知りたいと思って『地球の年表』を作ったことがありました。



1億年を30センチにしたので全長約13メートルです。
模造紙を切って繋いでつくりました。
火の玉だった地球が生命の溢れる地球になるまでのとてつもなく長い時間を空想する助けになります。

有害な宇宙線が降り注ぐ惑星に雨が降り続き海が誕生し様々な物質を溶かし込んでいく時代。
長い時が有害な物質を地球の奥深く閉じこめていったことで、命が生れ、藍藻が誕生し光合成が始り大気が形成されていきました。
それから途方もない魔法が地球の上で繰り広げられ、自然のありとあらゆる実験がおこなわれ
生命の爆発が起きます。


恐竜が生きていた時代は約60センチくらいになりました。
進化の歴史は絶滅の歴史でもあります。
化石にもならずに消滅してしまった無数の生物種にどんなものがあったか知るよしもありません。
そして人類は約500万年前に誕生したと考えると、1,5センチくらいです。文明が誕生してからの歴史は超極細線でやっとあらわせるかどうか。

人類が地球を飛び出して宇宙を目指すのはもしかしたら本能かもしれませんが、
自分たちの手に負えない核物質を地底からわざわざ掘り出して命に満ちた環境に毒をまき散らしてめちゃめちゃにしたり、
武器を作って人類同士が殺し合いをしたり、
これは本能に反していると思います。
本能ではなく人類の脳は肥大化して狂ってしまったのかもしれないと…

脳の暴走が絶滅を招いているのかも、とSF的ですが、年表を見ていて、そんなことを思いました。

*年表は以前HPで紹介しましたが、こちらは自分用として作った2枚目の物です。
コメント
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