マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

お稲荷さん

2013-02-09 | Weblog
伏見稲荷のような特別なお稲荷さんもあるけど、
路地裏に、あるいは山道の途中に、
小さな祠にちいさな狐が祀られていて、
こんなところにもお稲荷さんが!と驚くことがよくあります。

面白いことにお寺にも大抵どこかにお稲荷さんがあります。
一体日本中にいくつくらいあるのでしょう?

元々は稲成とも稲生とも書いたらしい、農業の神様が、
農業だけでなくあらゆる産業の神様に成長して、、、
インドの狐に乗るヒンズー女神や仏教やいろいろ混ざって出来上がっていったものらしいです。

お稲荷さんのたたずまいというものがあるように思います。
周りの木々、鳥居の様子、お供え物、小さな狐の人形など、
アルカイックというか、普通のお寺や神社とは一味もふた味も違う雰囲気があるのが興味深いです。

それにしても狐は昔は身近によほどたくさんいたのでしょうか?
十二支になぜ入らなかったのでしょう。
ネズミやウサギはあるのに、、、

連綿と変化しながらも続いていく信仰の不思議を思います。





写真は建仁寺の豊川稲荷、
建仁寺があまりに広大ですごい建物が建っているので、こじんまりとしたお稲荷さんに見えますが、
古い門も立派、お堂の中の狐たちも狛犬ならぬ狛狐も優雅です。
コメント
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