マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

夏の夜咲く花

2019-08-07 | 自然

日が沈み、夜が明けるまでの間咲く、
カラスウリの花を、
前から見たいと思っていました。

小さく萎んだカラスウリの花を見つけました。
何と玄関から数歩のところにある木にカラスウリが絡みついていたのです。
期待が膨らみます。

夕食後、
懐中電灯を持って見に行ったら見事に咲いていました。
真っ白! 不思議な花です。


そして、朝7時ごろ、
こんな感じになっていました。

さらに、花の柄の根元からまるでカッターで切ったみたいに切れて落ちている花が4つありました。
何ものの仕業?

この花の長い柄の元に美味しい蜜でもあるのでしょうか?
持って帰り、試しに切ってみましたがわかりません。
花弁がきれいに丸まっているのが見えます。


ところで、
実が黄色い、キカラスウリ(黄烏瓜)というのもあって、
根塊は「てんかふ(天瓜粉)」として利用されていたそうです。
現在はバビーパウダーはおもにタルク(滑石)やカタクリ粉などで作られています。
材料は変わっても「てんかふ」という言葉は長く使われていました。
私が子どもの頃は「てんかふ」あるいは「ぽんぽん」などと言っていました。
お風呂上がりの赤ちゃんは「てんかふ」で真っ白でした。
いつ頃まで黄烏瓜の根茎が使われていたのでしょう?

暫くの間、暗くなるのが楽しみです。
今夜は幾つ咲くかな?




コメント
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