ニイニイゼミとアブラゼミとクマゼミの大合唱。

夕方になるとそこに、ヒグラシが加わる。
それぞれの音域もリズムも違う。
でもしだいに全部混ざって環境に溶け込む。

すっかり慣れてほとんど忘れてしまうけれど、
そのセミの大合唱が時々ふっと途切れることがある。
その時は、はっとする。
そしてまた、合唱が始まる。

キリギリスなどの虫の声も次第に加わり、
暗くなる頃にはクツワムシ!も
草むらは虫の合唱団のステージと化している。

セミの声はいつの間にか沈み、虫の声が切れ間なく聞こえてくる。
月が輝き始めた。

虫の声を聞きながら、
今夜もカラスウリの花を見に行く。
何度見ても見飽きない、不思議な花だ。

夕方になるとそこに、ヒグラシが加わる。
それぞれの音域もリズムも違う。
でもしだいに全部混ざって環境に溶け込む。

すっかり慣れてほとんど忘れてしまうけれど、
そのセミの大合唱が時々ふっと途切れることがある。
その時は、はっとする。
そしてまた、合唱が始まる。

キリギリスなどの虫の声も次第に加わり、
暗くなる頃にはクツワムシ!も
草むらは虫の合唱団のステージと化している。

セミの声はいつの間にか沈み、虫の声が切れ間なく聞こえてくる。
月が輝き始めた。

虫の声を聞きながら、
今夜もカラスウリの花を見に行く。
何度見ても見飽きない、不思議な花だ。