マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ウラシマソウ

2021-04-10 | 自然
3年前にウラシマソウを初めて見た時はびっくりしましたが、
今年は落ち着いて、とっくりと眺めています。
冬に良く日があたる(落葉樹の下)斜面に群生しています。
去年よりも、広い範囲に、数も2倍以上生えました。

葉(葉の形も珍しい)の下を覗くと、

花(仏炎苞・ぶつえんほう)から伸びる糸のようなモノの長さは50~60センチくらいあります。
お茶花に使われるそうです。

(背後に伸びすぎたタケノコ・・・)


干からびたウラシマソウの実、赤いトウモロコシのような感じですが、有毒です。

ウラシマソウと同じ仲間(テンナンショウ属・有毒のものが多い)にマムシグサというのがあります。
(秋田県では「蛇のばっこ」と呼ぶそうです。)
紫色のまだら模様の長い茎の様子から付けられた名前だそうですが、
名前だけのことですが、
もし、我が家にたくさんマムシグサが生えたらちょっとこわい、
ウラシマソウでよかったかも・・・
名前を付けた人はそんなこと考えないだろうな。

*ウラシマソウ(サトイモ科・テンナンショウ族)
サトイモ科にはサトイモやコンニャクの他、ミズバショウ、
カラー、アンスリウム、モンステラなどユニークな姿のものが多い。

コメント
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