夕方、スーパーの帰りに、家とは違う方向に車を走らせ、
田んぼの真ん中の農道などに、車を停めて、
チョコレートを齧ったり、お茶などを飲む・・・
時どきそんな寄り道をします。
この辺りでは、田んぼの先には、たいてい、こんもりした森があって、氏神様が在り、
明るい所に「六地蔵」があって、お墓があって、集落があります。
古い家、古い建物をリフォームした家、現代建築の家、廃屋、が混在しています。
この日は、ちょっと車を降りて散歩しました。
軽トラックを降りて、田んぼの様子を見ていた男性に夫が声をかけ、少しお話を聞かせていただきました。
「・・・今はこの集落で、自分で種籾を蒔いて、苗を育てて、田植えして、米を作っているのは自分だけになった・・・
(皆、管理会社に任せるようになった。)
もう農業はだめだ・・・」と語り、また車に乗って何処かへ。
なんとその男性は昭和3年生まれ、94歳!だそうです。
凄い体力と精神力です。
家に帰ってから、一緒に並んで写真を撮らせてもらえばよかった!と夫は残念がっていました。
また会えたらいいな。