海沿いの集落は、海岸の形、河口や、港の形によって違いますが、
独特の雰囲気があって、海が見えなくても、ああ海が近いのだなとわかります。
そんな海の近くの集落の道を歩くのが好きです。
今ではこの辺りでも、浜に海藻や魚を干している所はほとんどないので、
潮の香は感じられません。
この集落は、道は、狭いですが(車を停めるところがない・・・)
大きな家が多く、広い庭や、蔵も方々で見かけました。
そして、海産物の加工場があちこちにあり、
廃業した所もあるようでしたが、
現在稼働中の所もあるようでした。
↓ 民家のレトロな窓ガラスがとても綺麗で思わずパチリ。
木の窓枠と、すりガラスと、透明ガラスの優美なデザイン!
窓ガラスから、この家の住人が、この建物を大切にしておられることが伝わって来ます。
昭和の匂いのようなものを感じるのです。
私が子どもの頃、横板を張った外観の家がたくさんありました。
今でも残っているんですね。
時々、つげ義春の世界に迷い込んだような気持ちになります。