「ナミ」
2023-11-28 | 自然
並と聞けば、食堂で、うな丼の「特上」と「並」を思い浮かべたり、
「並ご飯」と「大盛ご飯」が思い浮かびます。
私は常に「並」です。
蝶々の名前に、ナミが付くのがいるのを知って、
それは「普通」と言う意味だろうなと思っていましたが、
この「ウラナミシジミ」の場合は並ではなく「波」が正解。
ついでに、シジミチョウも漢字で書いて「裏波小灰蝶」!
どこにでもいる、ありふれた小さなチョウですが、
暖地系の蝶で、春から秋にかけて、世代を重ねながら、
北へ北へと分布を広げ冬には死滅するそうです。
そしてまた翌年、南で生まれ、旅に出るのです。
温帯へ、さらに北へと・・・
上は、ナミヒカゲチョウ(並日陰蝶)
並の文字の示す通り、ありふれたよく見かけるチョウですが、
日本固有種で、北限は青森の十和田湖、
南限は熊本の阿蘇山!だそうです。
並じゃないなー!
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