マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

センダン(古名・おうち、あうち、楝)

2013-01-12 | Weblog
毎日見ているうちにだんだん愛着がでてきたのがこの木です。
仕事の帰り、家まであと少し、
信号の向こうに大きく手を広げたような格好で橋のたもとに立っています。
特別大きな木でもないし、根元の方は橋や歩道の柵にくいこんで無理な形になっています。
それが却ってこの木に動きを与えていて、この木には生きている感があるのです。
葉を落とした今の時期は、夕暮れ時に、大きいのや小さいのや鈴なりの薄茶色の実が自動車のライトや信号のまたたきにあわせて光って見えます。
初夏の花の時期には薄紫の花がいい香りを振りまき、
しげった葉の間に緑色の実が大きくなり始めると始めると、
まだ緑色の葉は長い葉柄の根元からぽろりともげ易くなります。
今も木の下にその長い葉柄だけが散らばって残っています。

(写真の緑色の葉のように見えるのは全部やや楕円の房になった実です。
葉はもう一枚も残っていません。)




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