マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

使い方が分からなくなった道具・・・

2021-07-07 | Weblog
続いて、父のカメラと一緒にしまってあったモノたちを探ってみました。
ネガとネガケース。


ネガを拡大して見る道具。
写真では調節ネジで隠れてしまいましたが、レンズが付いています。
折り畳み式でケースに入っています。


写真を撮る時の必需品、露出計
沢山の数字とダイヤル???


カメラからは離れますが、父はいつも胸のポケットに小さな計算尺を入れていました。
一番大きな計算尺を除いて、どの道具もすべて革のぴったりしたケースに入っています。
埃もなくきれいです。
大切だったんだなとわかります。


私も昔「計算尺」の使い方を一応教わった気がしますが、
今では???
よくこんな小さな数字や細い線が見えたもんだ、とまず驚きます。
電子計算機、そしてパソコンが普及するまで、
どんな場所でも、この計算尺が活躍していたことが信じられません。

ついでに、こちらは鉄筆。
コピー、ワープロが身近になるまで、学校の「おたより」も「テスト」も「文集」も
それぞれの先生方の手による「ガリ版(謄写版)」でした。
私にも鉄筆はなじみ深い存在です。
でも、今の若い人には何に、どう使うモノなのか分からないのではないでしょうか。



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2 コメント

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鉄筆 うーむ名探偵の推理は、 (藤森照幸)
2021-07-07 16:16:50
お父様は、国鉄、又は建設省の技術屋さんだったのですか?。 それならば、ネガ・ケースや、一眼レフカメラ、計算尺と、つじつまが合っていくのですが。 さて問題は、ガリ版刷り用の鉄筆。 戦後の組合活動の中で、ビラを作ったり、ハタマタ、仕事の報告会用の書類を謄写版で印刷したり・・・。私の友人のお父さんは、北海道の炭鉱で労働運動に関係して首に成り、家族を連れて広島へ・・・。 鉄筆一本で、広島市内の組合活動のガリ切をして、生計を立てて御出ででした。 昭和三十年代の懐かしき話です。当時の印刷屋さんは、謄写版印刷が大半でしたよ。
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Unknown (マリヤンカ)
2021-07-07 19:05:06
すごい推理力、確かに技術屋さんでした。
でも、やってみたいこと、好きなことが沢山ありました。定年直前に仕事を辞め、先ずは母と二人で旅行に行きたいと思っていたようですが、急死しました。私はとっくにその年を越えましたが、今も可哀そうで悲しいです。
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