マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

虫たちの合唱

2019-08-11 | 自然
ニイニイゼミとアブラゼミとクマゼミの大合唱。

夕方になるとそこに、ヒグラシが加わる。
それぞれの音域もリズムも違う。
でもしだいに全部混ざって環境に溶け込む。

すっかり慣れてほとんど忘れてしまうけれど、
そのセミの大合唱が時々ふっと途切れることがある。
その時は、はっとする。
そしてまた、合唱が始まる。

キリギリスなどの虫の声も次第に加わり、
暗くなる頃にはクツワムシ!も
草むらは虫の合唱団のステージと化している。

セミの声はいつの間にか沈み、虫の声が切れ間なく聞こえてくる。
月が輝き始めた。

虫の声を聞きながら、
今夜もカラスウリの花を見に行く。
何度見ても見飽きない、不思議な花だ。
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なにもの?

2019-08-09 | 自然
夜キッチンの窓にカーテン越しに見えたシルエット、
なにもの?

慌てて外に出て見たら、

アマガエルでした!


こんな訪問者も!

カブトムシ、角はないけど立派
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夏の夜咲く花

2019-08-07 | 自然

日が沈み、夜が明けるまでの間咲く、
カラスウリの花を、
前から見たいと思っていました。

小さく萎んだカラスウリの花を見つけました。
何と玄関から数歩のところにある木にカラスウリが絡みついていたのです。
期待が膨らみます。

夕食後、
懐中電灯を持って見に行ったら見事に咲いていました。
真っ白! 不思議な花です。


そして、朝7時ごろ、
こんな感じになっていました。

さらに、花の柄の根元からまるでカッターで切ったみたいに切れて落ちている花が4つありました。
何ものの仕業?

この花の長い柄の元に美味しい蜜でもあるのでしょうか?
持って帰り、試しに切ってみましたがわかりません。
花弁がきれいに丸まっているのが見えます。


ところで、
実が黄色い、キカラスウリ(黄烏瓜)というのもあって、
根塊は「てんかふ(天瓜粉)」として利用されていたそうです。
現在はバビーパウダーはおもにタルク(滑石)やカタクリ粉などで作られています。
材料は変わっても「てんかふ」という言葉は長く使われていました。
私が子どもの頃は「てんかふ」あるいは「ぽんぽん」などと言っていました。
お風呂上がりの赤ちゃんは「てんかふ」で真っ白でした。
いつ頃まで黄烏瓜の根茎が使われていたのでしょう?

暫くの間、暗くなるのが楽しみです。
今夜は幾つ咲くかな?




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夏の畑で 1

2019-08-05 | 自然
暑い日が続いています。
外に出るのは危険、と新聞に書いてあります。
畑の草に埋もれた野菜が気にかかります。

元々、暑い国からやって来たオクラは元気です。
オクラは豆などのようにぶら下がるのではなく、
枝に、ほぼ直立して付きます。
実自体、本当に真直ぐ、
小さい時から大きくなっても真っすぐ。


千差万別の蜘蛛の巣も、
暑さにめげていないようです。
白く目立つ網は
身体を隠すため、あるいは花と間違えてエサの虫が飛び込んでくる・・・
などと解説に書かれています。
たしかにきれいですが・・・


翅が生え始めているカマキリがいました。


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この木なんの木、3

2019-08-02 | 自然
家の西側の道沿いの、笹が繁る中に、
濃い緑の大きな葉の木があって、
しばらく前から何の木だろう?と思っていました。
今日、見たら、蕾のような房がぶら下がっています。
図鑑で見たことあるかも、
と思って一枝切って持って帰り調べたところ、
「クサギ」と判明。
葉を揉むと臭い、と書いてありますが、
すでに顔を近づけた段階で独特の臭気です。
揉む気にはなりません。

ネットや図鑑では、カメムシのような匂い、ビタミン剤のような匂い、
薬のような匂い、などといろいろ書かれています。
たしかに、そんなような、覚えのあるような、無いような匂いです。

ところが!、花が咲くと、花は香水のようないい香り、
と書いてあるではありませんか。
慌ててもう一度木のそばに行くと、
上の方に開花している房が見えます。
枝を引き寄せて花の咲いている一枝を折って、
花に近寄ると、なんと本当にいい香り!
クサギは葉と花が、全く違った香りを合成しているようです!

(先が少し赤いガクの中から、花が突き出して咲いている。)
木としては薪や下駄にしかならない雑木、なのだそうですが、
薬用にしたり、葉を炒めて食べたり、
日本で古くから親しまれてきた木だそうです。
この木ももっとふさわしい名前がありそうな気がします。

秋になるとガクが真っ赤になって、実は瑠璃色になる、
と書いてあります。
わー愉しみ、
さらに、その実は、媒染なしでも(素人でも)
きれいな水色に、染められるらしいのです。
古来日本では青色を染めるのに使っていたのは「藍」と「クサギ」なのだそうです。
ちっとも知らなかった!

コメント (2)
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