今朝の中日新聞の「池内了(いけうち さとる、1944年生まれ、日本の天文学者、宇宙物理学者)」のコラムです。
強く同意します。
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今朝の中日新聞の「池内了(いけうち さとる、1944年生まれ、日本の天文学者、宇宙物理学者)」のコラムです。
強く同意します。
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栗林の木の下。
冬は、フユイチゴや笹ばかりが目立ち、
春になると、ぽっぽっとタンポポやスミレなどの可愛い花が咲き始め、
ノイバラが蔓を伸ばし、
斜面に蕗の葉が広がり、その間から今年もウラシマソウ沢山顔を出しました。
そして、思わぬ場所に突然タケノコ!
やがて、栗の葉が茂り、草むらに木漏れ日が揺れる夏になる・・・
そんなに広くもない家の裏ですが、季節ごとの変化を見ているだけで、
自然の深さ豊かさに感嘆します。
↓ ウラシマソウ
↓ これが一枚の葉
↓ 雄花(栄養がいいと雌に性転換することがあるそうです)
↓ 雌花
↓ 近くに、去年の果実が残っていました。
↓ ネットから、牧野図鑑
昔、家の裏庭に大きなヤマザクラの木がありました。
春になって、ある日気がつくと満開になっていて、
やがて、庭はもちろん、思いがけない所にまで、隙間から家の中にも花びらが舞い込んできました。
そして葉桜になり、季節が移り、静かなある日、毛虫たちが一斉に葉を食む音が聞こえてくるのです。
(毛虫は嬉しいわけではありませんが・・・)
毎年繰り返される、桜の四季が忘れがたく、
こちらに引っ越してきて、ホームセンターに行って桜の苗を買い求めました。
山桜が無かったので、河辺桜と染井吉野の苗を植え付けました。
↓ そして3年経ち、今年は染井吉野の方だけ、たった6輪!花が咲きました。
↓ 川辺桜は今年も花が咲かなくて、二本の枝が東西にぐんぐん伸び、
昨日は雨で、ますます湾曲して・・・なんとかしなくちゃ、
どうしたらいい?
↓ 桃の花(花桃)
↓ 李(スモモ)?
きっともうすぐ、どこかで梨の花も咲き、
どこか行ったことも無い丘で林檎の花も咲き始めることでしょう。
桜も、梅も、梨も、李(スモモ)も、桃も、杏子(アンズ)もバラ科、
苺もバラ科、ブラックベリーも、ビワも、みんなバラ科!
「テンダイウヤク(天台烏薬)」と言えば、秦の始皇帝、徐福、不老不死の薬・・・の伝説ですが、
実はテンダイウヤクは江戸時代に日本に入ってきた植物ということが分かっているそうです。
漢方薬として使われる根が独特の香りだそうですが、まだ未体験です。
知人から小さな苗を貰って植えたものが、ほんの少しずつ伸びて60㎝くらいになり、
今年は沢山花をつけています。
不老不死の願いなんて、思っただけで恐ろしすぎる願いです、でも、
絶大な財力と権力を持った人間の究極の願いは「不老不死」というのは、そうだろうなと想像できます。
ついに不老不死はあり得ないと分かった時、
権力者たちは、ありとあらゆる手段を使って
自分の遺伝子を持つ子孫を増やし、その子孫のために、自分の権力と財産をさらに増やして死守しようとする、
権力者の夢は皆同じ、とても貧弱な夢、そして単純・・・!
ところで、不老不死の薬(テンダイウヤク)の話は置いておいて、
徐福一行(BC210年頃)の行方を想像するのは楽しいことです。
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○『史記』巻百十八「淮南衡山列伝」によると、徐福は秦の始皇帝に「東方の三神山に長生不老の霊薬がある」と具申し、
始皇帝の命を受け、3,000人の童男童女(若い男女)と百工(多くの技術者)を従え、
財宝と財産、五穀の種を持って東方に船出したものの三神山には到らず[1]、
「平原広沢(広い平野と湿地)」を得て王となり、秦には戻らなかったとの記述がある。
ウィキペディアより。
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徐福が辿り着いたとされる場所は日本各地に散らばっていて、30か所にものぼり、それぞれの伝説が語り継がれている、ということが興味深いです。
和歌山県新宮の徐福公園にはテンダイウヤクのソフトクリーム、熊野にはテンダイウヤクの温泉があると聞きました。