マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

終焉迫る国鉄形(東日本)

2017-08-03 00:03:00 | 写真無しの情報など
こんばんわ。

このところ殆ど撮影機会がなくなり、過去写真のアーカイブのみを行っています。

それでも情報は見ていますので、ゆっくりながらも終焉迫る国鉄形に寂しさを感じています。




107系です。
既に何編成も長野送りになっていますが、なかなか置き換えが進まないと思っていたところ、9月いっぱいで定期運用を終えたようです。10月のさよなら運転をもって完全な引退となることになりました。

国鉄時代末期、民営化を見据えた国鉄は、新型新製車を北海道・四国・九州へ優先的に投入し、財産分与の準備を進めていました。結果、東日本・東海・西日本は、廃車になった101系や急行型電車、そして583系を種車或いは部品流用により誕生した各種半新製車やアコモ改造車が多く投入されています。
107系もそんな属のひとつで、おそらくは新世代車両製造までのつなぎ役を務める筈だったと思います。それら改造車などが誕生から20年程度で淘汰される中、2両編成という機動性があったためか、今まで良くもったな、という印象です。




そして485系NO・DO・KA。
パノラマエクスプレスアルプス、キハ183系ハウステンボスと並び、ロマンスカー型の展望室を設備したスタイリッシュな外観。
登場当初は「シルフィード」として、全車グリーン車で誕生しましたが、延命の際に普通席に格下げ、カーペット車となっています。
配置された新潟地区での運用効率を見据え、ディーゼル発電を設備することで機関車牽引により非電化区間へも入線できるという特徴を持っており、当時としては画期的な車両でした。

何度かトライしたものの「シルフィード」を撮影することができず、くやしい思いがありました。
ここ数年は良く上京したので、何度か撮影機会がありました。
後発の車両と言っても所詮は485系。新潟から485系が去ってしまったことも、寿命を決めた一因かもしれません。


他にも黒磯地区の701系や719系、そして新潟・高崎地区の115系も時間の問題と言ったところでしょうか?
気動車も油断はできず、地域によってはキハ40系の消滅があるかもしれませんし、キハ100系辺りも油断できないかもしれません。

まあ、最近はそういった動きの中でも「追っ掛け」をするような情熱はありません。時間もありませんので余計です。
それでも、115系新潟色(70系復刻色)なんか撮りてぇ~な~なんて思っており、日帰りか一泊程度の撮影も狙っているのですが、そう思っているうちに終焉を迎えてしまうような予感もします。


コメント (2)
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