マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

KATO レム5000購入

2020-08-29 06:00:00 | マル鉄コレクション館
おはようございます。


8月25日、KATOからNゲージ国鉄貨車レム5000が発売になりました。
何が発売されてもほぼ買い控えをしていますが、国鉄貨車とあってはやはり手が出てしまいます。まあ、ヨドポイントが残っているのでお金が掛からない範囲なのも良いところ。
ヨドバシは1日遅れの入荷が当たり前なので、翌26日の帰りに寄ってみましたら、ありました。店員に購入の意思を告げると、なんと、ウィンドウに飾ってあるものを取りに・・・まさかの最後のひとつでした。もしここで売り切れていたら買いませんでしたから、本当にギリギリセーフでした。




貨車ではすっかり定番となった番号違いの2両セットです。
レム5000に関しては、4両程度が連続で連結されている列車も良く見かけたので、他の発売方法を考えても良いかもしれません。

KATO製ではきちんとスケールダウンしていないものも見受けられますが、最近やっとこの辺りも当たり前に改善されてきたようです。1両辺りの単価もかなり高騰してきていますので、口うるさいユーザー相手の商売ですから、せっかくコストを掛ける以上はしっかりやっていただきたいところです。




実車のレム5000は、一般的な黒屋根ワム車より1mほど長く、大型のワム80000より1m短いという微妙な車体長になっています。
ほぼ正確なTOMIX製ワム80000と並べてみてもかなり微妙な感じです。




ピッタリ並べてみると、これだけ微妙な差があることが判ります。
実車1m分の違いがあるかはこれまた微妙なところですが、キッチリ計算する気もありませんから良しとしましょう。




過去、トミー香港製のレム5000が30年くらい前に発売されており、TOMIX製も発売されているそうです。残念ながら最新のTOMIX製は購入していませんので、河合製品のレムと並べてみます。まあ、今となっては無謀であると言える結果になってしまいますけど。
大きさが全く違います。河合製のレム5000はワム80000と同じ車体長となっており、このバランスのまま天地をスケールダウンしたため、ワラ1のさらに大型版のような大きさになってしまいました。表記類も昔の割に良く出来ていますが、KATO製の方がより小さく実感的になっています。当たり前でしょうけど。




これだけ長さが違うんですよ。ワム80000と並べたらピッタリ同じでしたからね。これを長年持っていたので、レム5000は延長換算1.2と思ってしまいましましたから。翌々考えれば、延長換算1.2車なんてハワム80000とトラ70000くらいしかありませんからね。
貨車記号に関する知識については、簡単にまとめた『貨車の記号』がありますので、暇があったら見てください。


河合製品と比較して初めて気が付いたのですが、屋根のリブの形状・数が全然違うんですね。大宮操車場で実車に添乗していましたが、高い位置から屋根を見ることはありませんでしたので、この違いは全然知りませんでした。
現行のTOMIX製レム5000をHPで見てみましたら、こちらは2次車をプロトタイプにしていますので、スケールダウンが同一であれば混結して楽しめますね。
そうしたことから、KATOも今回の製品では敢えて1次車を選択したかもしれません。なんかTOMIX製のレムも欲しくなってしまいました。


リンクを貼るのを忘れてました。
レム5000のちょっとマニアックなネタを写真館に → 国鉄貨車 冷蔵車:レム5000


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コメント
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