今日は、東海道・伊東線の急行「伊豆」をご紹介したいと思います。
元々急行「伊豆」は、熱海~下田方面への温泉リゾート急行として157系を使用していました。
その後、157系が冷房装置を取り付け、特急待遇で使用されるようになると、伊豆急下田行きの特急「あまぎ」に格上げされることになります。しかし、特急「あまぎ」は、少数派の157系使用となったため、4往復(うち2往復は臨時・季節列車」しか設定することができず、これを補完するために急行「伊豆」が多数設定されていました。
急行「伊豆」は、基本10両+付属5両の最大15両編成で設定され、グリーン車2両を常時組み込んでいたのが特徴といえます。また、付属編成は修善寺まで乗入運転を行っていました。このあたりの設定状況を考えると、今の185系「踊り子」そのままという感じですね。
昭和56年5月頃 東海道本線 保土ヶ谷~戸塚間にて 下り153系急行「伊豆」
御殿場線直通の急行「ごてんば」や晩年の急行「東海」には165系が使用されていましたが、この急行「伊豆」の運用は153系の独壇場だったといえます。ただし、臨時では155系や167系が臨時急行「おくいず」とともに急行「伊豆」に使用されることも多々ありました。
しかし、15両編成・・・画面に入りきれません。長いですね。
昭和56年5月頃 東海道本線 戸塚~保土ヶ谷間にて 上り185系急行「伊豆」
157系「あまぎ」が183系に変わってからもしばらくは特急「あまぎ」・急行「伊豆」という体制が続きましたが、153系の老朽化とともに世の中が「急行廃止」の機運が高まってきており、ご他聞に漏れずこの伊豆地方にもとうとうやってきました。
185系を大量に生産し、普通列車と特急を共通運用で使用することを前提とした、前代未聞の計画でした。185系車輌が出揃う昭和56年10月には、急行「伊豆」は特急格上げとなり、既存の「あまぎ」を道連れに「踊り子」と名前を変え、消滅することとなりました。
写真は、185系の増備期間中、153系の運用に順次入るようになって来た頃の急行「伊豆」を捉えたものです。後に東北線や高崎・上越方面でも同様の事態が訪れますが、列車名をちゃんと掲示していたのはこの「伊豆」だけです。(東北・高崎方面は「急行」表示のみ。)
参考までに↓↓↓に167系の臨時急行「伊豆」の写真があります。
http://diary.jp.aol.com/applet/marutetsu/20070211/archive
私が物心付いたときには、既に「伊豆」にヘッドマークは掲げられないようになっていたので、個人的にはあまり撮りたいという列車ではありませんでした。古い物好きな私ですが、普通列車かどうかも判らない153系よりは、どちらかというと185系の「伊豆」の方がインパクトがあったような気がします。
元々急行「伊豆」は、熱海~下田方面への温泉リゾート急行として157系を使用していました。
その後、157系が冷房装置を取り付け、特急待遇で使用されるようになると、伊豆急下田行きの特急「あまぎ」に格上げされることになります。しかし、特急「あまぎ」は、少数派の157系使用となったため、4往復(うち2往復は臨時・季節列車」しか設定することができず、これを補完するために急行「伊豆」が多数設定されていました。
急行「伊豆」は、基本10両+付属5両の最大15両編成で設定され、グリーン車2両を常時組み込んでいたのが特徴といえます。また、付属編成は修善寺まで乗入運転を行っていました。このあたりの設定状況を考えると、今の185系「踊り子」そのままという感じですね。
昭和56年5月頃 東海道本線 保土ヶ谷~戸塚間にて 下り153系急行「伊豆」
御殿場線直通の急行「ごてんば」や晩年の急行「東海」には165系が使用されていましたが、この急行「伊豆」の運用は153系の独壇場だったといえます。ただし、臨時では155系や167系が臨時急行「おくいず」とともに急行「伊豆」に使用されることも多々ありました。
しかし、15両編成・・・画面に入りきれません。長いですね。
昭和56年5月頃 東海道本線 戸塚~保土ヶ谷間にて 上り185系急行「伊豆」
157系「あまぎ」が183系に変わってからもしばらくは特急「あまぎ」・急行「伊豆」という体制が続きましたが、153系の老朽化とともに世の中が「急行廃止」の機運が高まってきており、ご他聞に漏れずこの伊豆地方にもとうとうやってきました。
185系を大量に生産し、普通列車と特急を共通運用で使用することを前提とした、前代未聞の計画でした。185系車輌が出揃う昭和56年10月には、急行「伊豆」は特急格上げとなり、既存の「あまぎ」を道連れに「踊り子」と名前を変え、消滅することとなりました。
写真は、185系の増備期間中、153系の運用に順次入るようになって来た頃の急行「伊豆」を捉えたものです。後に東北線や高崎・上越方面でも同様の事態が訪れますが、列車名をちゃんと掲示していたのはこの「伊豆」だけです。(東北・高崎方面は「急行」表示のみ。)
参考までに↓↓↓に167系の臨時急行「伊豆」の写真があります。
http://diary.jp.aol.com/applet/marutetsu/20070211/archive
私が物心付いたときには、既に「伊豆」にヘッドマークは掲げられないようになっていたので、個人的にはあまり撮りたいという列車ではありませんでした。古い物好きな私ですが、普通列車かどうかも判らない153系よりは、どちらかというと185系の「伊豆」の方がインパクトがあったような気がします。
この185系の急行時代も撮ってないですね。
東京駅のホームに止まっているのを、京浜東北線で見てたくらいだと思います。
急行でもヘッドマークが付いている方が「らしい」感じでいいと思います。東北・高崎の様に「急行」だけだと何だかわかりませんし、写欲もそそられません。そういう意味では、この「伊豆」は久々のHIT作だったかもしれません。
今日のことでしたがヤボ用ついでに大宮駅に寄ったさい、隣接する大宮総合車管センターにて入場中の田町区のオリジナル185(通風器カバー無しの暖地型)が、なんと生まれた当時の斜めストライプ塗装に変わってたのを確認し、すかさずデジカメにも収めてます。
前回のカボチャにつぎ、真打ちの斜めストライプが来たから、これからの185の動向がいよいよ注目ですね。
本日はこれをもちまして失礼します。
情報は聞いております。
A8編成(10両編成)のようですので、もしかしたら「あかぎ」でも見られるかもしれませんね。