日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

Amsterdam 2日目 

2006-09-01 23:51:00 | 2006年 ヨーロッパへの旅 AMS~LON~GVA~ZRH~FRA
9月1日(金)

コンセルトヘボウ

コンセルトヘボウの受付

国立博物館

朝起きて、テレビをつけてUSオープンを見た時の驚き・・・
「なぜアンドレ アガシが出ているの? 引退をしたのに・・・」
夫の話では、ウインブルドンの後、4大大会を引退、というのだから、
これが最後の試合なのだとのこと。

最後の彼の勇姿を惜しむかのように、
会場は熱狂的な応援が飛んでいた。
ヴァクアティスが2セットを取った後、
アガシが2セットを取り返し、
最終セットの戦いの壮絶なこと。

声援はほとんどアガシへのものだったが
脚がつるというアクシデントを乗り越え、
ヴァクアティスの勝利でゲームセット。
アガシを抱き、頭をなで、彼を讃える仕草に、
今まで孤立無援だった彼への拍手が沸き起こり、
感動的だった。

・・・ただし、この試合の途中、気になりながら、観光に出かけたので、
この結果を知ったのは夜になってからのことだった。

さて、今日はフリーの日。
10時ごろにホテルを出て、夫と二人、ファン・ゴッホ美術館を目指し、
その近くにあるコンセルトヘボウと、
広い芝生のミュージアム広場を挟んで建つ、
国立博物館に立ち寄った。

コンセルトヘボウは1888年にオープン。
オランダ語で「コンサートホール」を意味し、
ここを拠点に活躍するコンセルトヘボウ管弦楽団は有名である。
入場料も日本に比べ、格段の安さで5,000円ぐらいとか。
夫はいろいろ調べていたが、結局、時間が取れず断念。



ファン・ゴッホ美術館

20年ほど前に一度来ているので、今回は2度目。
単に私の好き嫌いの問題かもしれないが、
ゴッホの若い頃の作品を見ても、あまり感激はなかった。

丁度、日本展が開かれていたので、そちらをのぞくと、
もう日本ではなかなか見ることの出来ないような、
最高の美術品が多数並んでおり、
戦後のどさくさの中で、食べ物を得るために手放した物が、
海外に散逸したのだろうか、我が国の芸術性の高さに驚嘆し、
同時に、何だか腹立たしいような気持ちになった。

後で聞いた学生達の感想も、
日本展の作品の方がすばらしかったとのことだった。

その後、シンゲルの花市場に行き、向い側に並ぶカフェの店先で
コーヒーを飲みながら、行きかう人達を眺め、のんびり時間を過ごした。



色とりどりのアマリリス

シクラメンの球根

天井からぶら下げられたドライフラワー

花の種類の多さ、いろいろな形の球根、
天井いっぱいにぶら下がったドライフラワー、
それを見ながら通るいろいろな国々の人達、老若男女。
いつまでもいつまでも見飽きることがなかった。

シクラメンの球根を見た時の驚き・・・
「何、この牛の糞のようなものは・・・」
花はいつも見ているのに、根っこのことは全く知らなかった・・・



夕方5時。
それぞれに自由な時を過ごした仲間と、
賑やかなダム広場で集合。
インドネシア料理店で夕食を楽しんだ。
私は生まれて初めての経験だったが、
思ったよりも辛くはなく、おいしかった。
生き生きと、今日の行動について話す学生達と、
お料理とおしゃべりを楽しんで、
幸せな一日だった。
 
コメント (9)
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