蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

リアルと、バーチャルの、はざ間で

2009-07-05 | わたし
私は、ブログを自分のために綴っています。
読んでいただく方がいらっしゃれば、それはそれで励みになります。
しかしながら、自己中心で大変申し訳ないのですが、
あくまでも、自分のストレス解消のためのブログです。

人様に言えないこと、
本人に直接言えないこと、
心の叫び、
いいことも、悪いことも いっぱい、いっぱい、
心が感じたこと、心が動いたこと、心の目で見たこと、実際の目で見たこと、聞いたこと
それをぶちまけているのです。
そんなものをアカの他人様に読んでいただくということ自体が、実に恐れ多いことなのですが
別に、認めてほしくて、「ほら、ほら、いいでしょう??!!??」の気持ちなど、サラサラないのです。

ブログの世界と実際の世界は、多少、表現や、時間、感情による誤差があります。
その誤差のある自分と、行ったり来たりして、私は楽しんでいるのです。
ちょっと距離をおいて、自分を見つめているのです。

現実のことが、私のストレスになったり、逆に、ふわふわ夢みたいに膨らんだり
バーチャルの世界で戯れている時の私は、
あれこれ、現実の世界に、呼び戻されたくないのです。
だからといって、バーチャルの世界に、どっぷりワープして我を忘れるほど、
現実が嫌で逃避行しているわけではありません。

実際にリアルに存じている方であろうが、存じていなかろうが
コメントは楽しみにしています。
(いつも、○ャ○ット様、コメントありがとうございます。)
交信のチャンネルが違うということは、微妙なプラス効果をもたらします。

私のブログは、世界の事件、真実を動画で見るYouTubeなどのように、
事実をネットでリアルタイムに知ることが出来る、という類いのものと意図が違います。

直接リアルに私を知っている人が、このブログをご存知で、読んでおられるケースもあります。
その中で、読まれても、全然へっちゃらな人々もいます。
全く気にしていません。
しかしながら、人物によっては、お読みになられて、どうお思いになるだろうかと、
私があれこれ気にしながら、綴ることもあります。
顔がチラチラと浮かんでくることもあり、そのことで、書く内容に制限が加わります。
それって窮屈です。
書きたい時に書くことこそが、ストレス発散になるのですから。
見えない手かせ足かせが、勝手に私を縛りつけます。

ここは、あくまで、無名な民間人である私が、匿名で綴るブログです。
オフィシャルブログではないのです。
実名や芸名で、有名人(政治家や芸能人、アーティストなど)が綴る公式なものとは趣旨が違います。
彼らのブログは大勢の人の興味を惹き、影響力も絶大ですが、
一般人のブログは単なる自己満足に終わります。
閲覧数が多い、人気ブログもありますが、だいたいの無名ブログは、その存在は闇のなかでしょう。
リアルな反応がほとんどないというデメリットは、
読む人の反応をいちいち気にせず、自分で好きなことが自由に綴れるというメリットでもあります。

小さな玄関を開けて、どうぞ、どなたでもいらっしゃいませ、と開店しているものの
ズカズカと土足で入ってこられると、困惑してしまいます。
ささやかな、私の大切な世界を、どうか、そっとしておいてほしいのです。