蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ついに、キョウイク!

2025-01-19 | 日々のこと
命のバトン、、、自分に子供が生まれなくても、生きる証は生物的には遺せなくても、別のかたちで遺すことは出来る。
小さな小さな、誰も気づかないことでも。
悪事も遺る。
だが、悪事は歴史の捉え方で評価が変わることもある。
とは言え、時代が変わっても、絶対に悪事!と定義されることは変わらない。 
人を殺めたり、盗んだり、、、犯罪。
昔のほうが、罰が厳しかったように感じる。
中学か高校の歴史の授業で習った、紀元前1800年、世界最古のハムラビ法典、、、目には目を、歯には歯を。

ではあるものの、人権意識、捉え方は随分、変化した。
封建時代は、人に上下があった。
人類は進化して、今や生命誕生の倫理観まで覆すような、人工的に操作できる、科学、医学の技術発展には目を見張るが、同時に、行き過ぎ、やりすぎ、止まるところがないような気がする。 
AI然り。
喜んでばかりは、いられない。
世界制覇は、AIによる?
AIを使いこなす者が世界を牛耳る。
経済力も、使い方による。
政治と経済がタッグを組むと、、、
アメリカのあの人物、、、どうなるのか、わたしは畏怖の念を感じる。

人間の力は、限りなく強い、、、と思いたい。
あまりもの技術の発展には、恩恵を通り越して脅威さえ覚える。
宗教や信仰に頼らなければ、自分を保てないような強力な力に左右されそうで怖い。
片田舎の部屋の一室で引きこもりながら、世界を見る。
こういうストーリーの映画、よく観た。
お母さんや叔母さんと暮らすアメリカン少年。
ある日、突然、偶然、ミラクルなパワーを身につける。
・・・スパイダーマンや、◯◯マン、、、なんだか愉しいが、最近のヒーローは少し様子、毛色が変わってきている。
時代が求めるものは推移する。

と、話は相変わらず脱線。

さて、今日は、絶対に絶対に、キョウイク(今日、行く)、キョウヨウ(今日の用事)が確定されている。
毎週、日曜日は、長女一家が夕食にやって来る。
メニューは、ワンパターンが幾つかあり、数パターンを繰り返す。
前は、お出かけした帰りに週末には材料を買って帰っていたが、最近は引きこもっているため、滞っている。
で、リクエストを聞いたところ、(わたしが作れそうな)気を遣った忖度メニューの返事があった。
餃子か、唐揚げ、だそうな。
材料を買いに行く。
キョウヨウは、食品買い物、キョウイクは、スーパー。
駅まで往復ウォーキング予定。
お天気もよく、快晴、ぽかぽかの道のり。
エネルギーが切れたら(あるいは、グズグズして時間切れになったら)、帰りはバス。
帰ってきたら、餃子を作る。150個で足りるか?
ノリが良ければ(余力があれば)、鶏肉唐揚げも作る。
鶏肉は買ったものの、や〜めた!という展開もありえる。
あくまでも予想。風まかせ。

というわけで、キョウヨウ、キョウイクまでの貴重なサボりタイムをまったり楽しんでいる。
昼下がりから、のんびり出かけるつもりなので、たっぷり時間はある。
この、サボり待ち時間が大好き。 
ただし、大きな用事やタスクは、嫌い、避けたい。延ばしたい。
ホンモノの用事は、負荷が大きく、気が滅入る。
が、そういうわけにもいかない。
小さなミニミニキョウヨウを楽しめる今だけか?
バランスはそう上手く調整できないから、せめてもの、今だけの幸せを噛み締める。

おそらく今後は、わたしの手料理では食べる気がせず、わたしも衰え、作るのが面倒になり、舌も手先も脳もダウン、、、お互いに徐々に距離が生まれてくることだろう。
有効期限、友好期限は、あと7年?
12年はキツそう。

とは言え、わたしが尊敬する、高齢主婦の鑑ブロガーさんの日常の質、レベルとは全く違う。
理想と現実は、かくも違うという歴然とした見本。
あの高齢主婦鑑ブロガーさんこそ、わたしが「鑑」中の「鑑」だと崇め認める人。
では目指すか、、、というと、、、目指さない、目指せない。
だが、良いものは良い、素晴らしいものは素晴らしい、と感じることを、具現化された権化のようなもの。
人と比べるのは意味がない、と、よく言われるが、人間には器や質、レベルがある。
卑下するのではなく、「知る」。
上だ下だ、と、縦に序列を付けても意味はないが、自分の感性や思考、志向、嗜好を確認するには良い指針、具体的材料になる。
上下ではなく、横だとは、おこがましくてとても思えない。
では、上を目指して頑張るのかというと、そうでもなく、自分を知る、自分の身の丈を知る。
わたしが、何に価値を置いているかの、模範回答のような彼女には、全く頭が下がる。
後は、わたしより、ひと回り(以上)歳上の彼女が、どう遊行期を乗り越えてくれるか、師と仰ぐブロガーさんの動向を追っていきたい。