蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

のびのび発表会

2025-02-07 | 日々のこと
3番目孫I(小1女児)が、まるで発表会のような正装で我が家に現れた。
ピアノコンサート?スピーチ?表彰式?子供国際会議?
何の演目?
と、オフィシャルな雰囲気のIの服装、出で立ちを見て、本人に尋ねてみた。

「今日は、何かの発表会?」
すると、案の定、
「うん」
と答える彼女。 
「何の発表?」
と聞くと、なんと、「縄跳び!」
え?縄跳び?
体育会系?
この格好で?

疑問は解決されず、そのままにしていたが、写真共有アプリに長女がアップしていた写真と動画を見て、納得した。

確かに、縄跳びを発表していた。
同級生女児4人と小さな小学校講堂の舞台に上がり、縄跳びを披露していた。
一人ずつ、「◯◯飛び、◯回します」と宣言して、ビュンビュンビュン。
おもしろい〜。
確かに、発表会だ。
胸に花のコサージュでも付けて発表しそうなそのフォーマルな服装、、、よく見ると、下部分はスタイリッシュなキュロットスカートに黒短スパッツ、、、縄跳びとのミスマッチを微妙に調和させていた。
他の子がふーふーいいながら、頑張って飛んでいたが、3番目孫Iは、全く姿勢を崩さずブレずクールに、すごいスピードで宣言した種目、回数の縄跳びを飛び終わり、他の子が飛び終わるのを静かに待っていた。
ダンスも走りもそうだが、スポーツは体幹、姿勢が肝だと再認識した。

同じく、写真アプリを見ると、2番目孫(小4男児)もピアノのある小学校教室での学習発表会があったようだ。
将来、なりたいものは何ですか?
のような質問に答えるかんじの流れだった。

「将来は、プロ野球選手になりたいです」
という答えに、わたしは驚いた。
長女がススメようとしていた職業とは方向性が全く違っていたからだ。
長女も、その答えに、自分の思いが反映されていないことを知った。
「今日の気分なんじゃない?」とわたしは長女に言った。
親が思っているような職業を(まだ小学生4年なのに)希望するなんて甘い。

「ケーキ屋さんになりたい」
「電車の運転手になりたい」
「アイドルになりたい」
のノリだと思うが、小4にしてはプロ野球選手はまるで就学前児童の持つ希望のようで、夢がある。
なぜなら、2番目孫は、スポーツはキャッチボールをするぐらいで、兄の背中を追って、、、などということはまるでなく、周りにスポーツ関係者は皆無で全く本格的にはやっていない。
が、日頃、テレビや野球盤ゲームなどで身近に目や耳で感じたものが、野球だったのだろうと想像する。
せっかくマインドコントロールしようとしたのに、全然無理でほど遠く、かえって微笑ましい。
わたしの子育て時は、ギュウギュウやらせすぎた。
親の圧力なんか、元気よく跳ね飛ばしたらいい。
とは言え、年齢が上ると、また違う方向に行くかも知れない。
自然な興味の発露や嗜好ならいざ知らず、親に進む道を強制されたとしたら、教育虐待にあたる。
悲惨な宗教二世のごとく。
好きなことを自由にのびのびやってほしい。
将来、大人になって自立してくれたら、それでよい。
プロ野球選手は無理だけれど、週末・草野球で汗を流すのは大いに結構。

しかしながら、わたしは、その頃、アタマは大丈夫だろうかしらん、、、?




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。