『脳男』
監督:瀧本智行
出演:生田斗真,松雪泰子,江口洋介,二階堂ふみ,太田莉菜,大和田健介,
染谷将太,甲本雅裕,光石研,小澤征悦,石橋蓮司,夏八木勲他
TOHOシネマズ西宮で4本ハシゴの4本目。
3本目まではネットで予約してから出かけ、2本目を観終えた段階で、
体力的に4本目も大丈夫と判断して劇場でチケット購入しました。
江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の同名ミステリーの映画化で、
脚本は『草原の椅子』の成島出監督が共同執筆した模様。
自分で映画化する気はなかったのかなと思いますが、
確かに成島監督自らがメガホンを撮る作品とは趣がちがうような。
東京都内近郊で連続爆破殺人事件が発生中。
被害者は一様に舌を切り取られ、爆弾を仕掛けられている。
ある日、犯人をTV番組で予想した女占い師が同様の手口に遭い、
しかも爆弾を携えて路線バスに乗車させられたため、
小学生らが乗ったバスもろとも爆破され、惨状となる。
爆弾自体は珍しくない型のため、これまで捜査は困難を極めていたが、
今回は爆弾に使用されていた針金の組織面から、
この針金を切断した刃物が特殊で、購入者が限られていることが判明する。
購入者をしらみつぶしに当たり始めた刑事の茶屋と部下の広野は、
緑川紀子という若い女性のもとへと向かうが、2人が到着すると部屋の中から悲鳴が。
ドアを開けようとすると爆音が鳴り響き、そこには1人の男の姿。
部屋にいたはずの緑川とその友人の水沢ゆりあはおそらく男の共犯者で、
爆破直前に逃走したのだろうと茶屋らは睨み、一連の事件の犯人として男を逮捕する。
男は鈴木一郎と名乗ったものの、いっさい供述しようとはしない。
精神鑑定を担当することになった精神科医の鷲谷真梨子は、
どんな感情も見せない彼に興味を抱き、彼の過去を探り始めるのだが……。
原作では中部地方が舞台、犯人も緑川も女性ではなくて男性と、
さまざまなアレンジが加えられているようです。
これは原作も読んでみなくちゃと思いました。
舌を切り取るシーンは直視できず。
『ゼロ・ダーク・サーティ』の拷問どころじゃありません。
しかし、ここさえ目をつむれば大丈夫。おもしろい。
あり得ないだろうと思えるキャラクターもなんだかリアルだし、
説教臭く物事の善悪を問うていないところにも好感。
この日の1本目にも出演していた染谷将太は本作とギャップがあってゾワ~っ。
ほとんどしゃべらない生田斗真、表情が絶妙。
江口洋介は本作の茶屋刑事のような、脇役に回って熱い人を演じているときがイイ。
眉毛って大事だわ。
グウィネス・パルトロウやケイト・ブランシェット並みに、
二階堂ふみちゃん、眉毛がないと怖すぎる。
監督:瀧本智行
出演:生田斗真,松雪泰子,江口洋介,二階堂ふみ,太田莉菜,大和田健介,
染谷将太,甲本雅裕,光石研,小澤征悦,石橋蓮司,夏八木勲他
TOHOシネマズ西宮で4本ハシゴの4本目。
3本目まではネットで予約してから出かけ、2本目を観終えた段階で、
体力的に4本目も大丈夫と判断して劇場でチケット購入しました。
江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の同名ミステリーの映画化で、
脚本は『草原の椅子』の成島出監督が共同執筆した模様。
自分で映画化する気はなかったのかなと思いますが、
確かに成島監督自らがメガホンを撮る作品とは趣がちがうような。
東京都内近郊で連続爆破殺人事件が発生中。
被害者は一様に舌を切り取られ、爆弾を仕掛けられている。
ある日、犯人をTV番組で予想した女占い師が同様の手口に遭い、
しかも爆弾を携えて路線バスに乗車させられたため、
小学生らが乗ったバスもろとも爆破され、惨状となる。
爆弾自体は珍しくない型のため、これまで捜査は困難を極めていたが、
今回は爆弾に使用されていた針金の組織面から、
この針金を切断した刃物が特殊で、購入者が限られていることが判明する。
購入者をしらみつぶしに当たり始めた刑事の茶屋と部下の広野は、
緑川紀子という若い女性のもとへと向かうが、2人が到着すると部屋の中から悲鳴が。
ドアを開けようとすると爆音が鳴り響き、そこには1人の男の姿。
部屋にいたはずの緑川とその友人の水沢ゆりあはおそらく男の共犯者で、
爆破直前に逃走したのだろうと茶屋らは睨み、一連の事件の犯人として男を逮捕する。
男は鈴木一郎と名乗ったものの、いっさい供述しようとはしない。
精神鑑定を担当することになった精神科医の鷲谷真梨子は、
どんな感情も見せない彼に興味を抱き、彼の過去を探り始めるのだが……。
原作では中部地方が舞台、犯人も緑川も女性ではなくて男性と、
さまざまなアレンジが加えられているようです。
これは原作も読んでみなくちゃと思いました。
舌を切り取るシーンは直視できず。
『ゼロ・ダーク・サーティ』の拷問どころじゃありません。
しかし、ここさえ目をつむれば大丈夫。おもしろい。
あり得ないだろうと思えるキャラクターもなんだかリアルだし、
説教臭く物事の善悪を問うていないところにも好感。
この日の1本目にも出演していた染谷将太は本作とギャップがあってゾワ~っ。
ほとんどしゃべらない生田斗真、表情が絶妙。
江口洋介は本作の茶屋刑事のような、脇役に回って熱い人を演じているときがイイ。
眉毛って大事だわ。
グウィネス・パルトロウやケイト・ブランシェット並みに、
二階堂ふみちゃん、眉毛がないと怖すぎる。