夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『パディントン2』

2018年02月05日 | 映画(は行)
『パディントン2』(原題:Paddington 2)
監督:ポール・キング
出演:ヒュー・ボネヴィル,サリー・ホーキンス,ブレンダン・グリーソン,
   ジュリー・ウォルターズ,ジム・ブロードベント,ヒュー・グラント他
声の出演:ベン・ウィショー,イメルダ・スタウントン,マイケル・ガンボン他

無理な映画鑑賞スケジュールは組まないはずだったのですけれど。
前述の『ルイの9番目の人生』の上映終了時刻が16:00。
本作の上映開始時刻が16:00、しかもTOHOシネマズ梅田で。
大阪ステーションシティシネマでの上映終了と、
TOHOシネマズ梅田での上映開始がビッタリ同じ時刻の場合、ハシゴは可能か。
確かめてみたくなっちゃったんです。

結果、可能でした。本編開始直前に滑り込み。
当然、出入り口にいちばん近い席を確保済み。
ステーションシティのエレベーターはとろいから、
無理かなぁと思っていたけれど、できるもんです。

貯まったポイントで発券していたし、スルーしてもいいと思っていた作品。
だけどめちゃめちゃ楽しくて、観てよかったと心から。

ロンドンのブラウン家に家族として迎えられたクマのパディントン。
都会暮らしにも慣れ、ごく一部の住民を除いては、皆パディントンに好意的。

ある日、グルーバーさんの店に入荷した「飛び出す絵本」。
ロンドンの街を描いたその本に、パディントンは大興奮。
ロンドンへ来たがっていたルーシーおばさんの誕生日に贈りたいと考える。
しかしその絵本は世界に1冊しかないらしく、とても高価。
なんとか購入資金を貯めようと、窓ふきのバイトを始める。

パディントンの窓ふきは思いのほか好評で、着々と貯金。
これなら誕生日に間に合いそうだと思っていたのに、その絵本が何者かに盗まれる。
たまたまその場に居合わせたパディントンは、犯人を追うが捕まえられず。
しかもパディントンが犯人と間違われ、逮捕されてしまう。

真犯人はブラウン家の向かいに住む、落ち目の俳優ブキャナン。
そうとはつゆ知らず、ブラウン家の人々はパディントンの無実を晴らすために奔走。
一方のパディントンは刑務所の中で思いがけず良い仲間に恵まれて……。

ヒュー・グラントが腹立たしいほどの悪役ぶり。
いい人ばかりの街に癒やされ、たまにいる嫌な人にむかつき、
刑務所の美味しい話に笑顔をもらえます。
意外にちゃんとしたサスペンス、アクションシーンにもドキドキハラハラ。

なんだ、こんなに楽しいなら1作目も観ておくべきでした。
1作目未見でも問題なく楽しめますが、遡って観なくては。
飛び出す絵本も懐かしい。

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