夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『シャザム!』

2019年04月29日 | 映画(さ行)
『シャザム!』(原題:Shazam!)
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
出演:ザカリー・リーヴァイ,アッシャー・エンジェル,ジャック・ディラン・グレイザー,
   マーク・ストロング,ジャイモン・フンスー,グレイス・フルトン他
 
なんばパークスシネマ地獄にハマって3本ハシゴの2本目。
 
DCマーベルだと、後者のほうがちょっとばかし優勢なのかなと思いますが、
私はどっちのスーパーヒーローだったか忘れることもしょっちゅう。
どちらにも思い入れがないから、どちらも思うぞんぶん楽しめます。
見た目は大人、中身は少年というこれまた面白いスーパーヒーローで。
 
幼い頃に迷子になったまま、母親が見つからずに孤児となったビリー。
里親に預けられては家出を繰り返していたが、
新たに里親を申し出たビクターとローザが運営するグループホームに入居する。
 
ホームにはほかにも5人の孤児が入居中。
皆が温かくビリーを受け入れようとするが、ビリーは馴染む気にはなれない。
同い年で足の不自由なスーパーヒーローおたく、フレディにもつれないそぶり。
しかしある日、フレディがいじめられているのを見て黙っていられず、
いじめっ子に仕返しをしたところ、追いかけられて一目散に駆け出す。
 
地下鉄に飛び乗って逃げるのに成功したはずが、異変が起きる。
停車した先にいた謎の魔術師からビリーは「選ばれし者」で「真の勇者」と認められ、
言われたとおりに「シャザム」と唱えると、なんとスーパーヒーローに変身。
 
いきなり変わった姿で帰るわけにもいかず、頼れるのはフレディだけ。
スーパーヒーローとなったビリーにフレディは興奮。
ふたりして悪ノリ、スーパーパワーの確認に勤しむ。
 
ところが、ビリーがこの力を授けられた頃、悪の力を授けられた者がいた。
父親と兄から見下されて生きてきたDr. シヴァナがその男。
シヴァナは勇者の力を授けられたらしい者を探し始めるのだが……。

『ボヘミアン・ラプソディ』の上映が終わった今
(大阪ステーションシティシネマではいまだに通常上映開催中、
先週までは応援上映も続いていましたが)、
別の映画でクイーンの曲がかかるなんて誰が想像できたというのでしょう。
しかもひと月の間に2度も。
1度目は『ショーン・オブ・ザ・デッド』で。2度目は本作で。
どちらも曲は“Don't Stop Me Now”、本作ではほぼフルコーラス聴けます。
これがなくてもじゅうぶん楽しかったところ、これのおかげで楽しさ倍増。
 
かっこいいハゲ、マーク・ストロングの悪役って、あまり記憶にありません。
Dr. シヴァナ、いずれ復活するのでしょう。
私はこの人には善人を演じてもらいたい。
悪人を演じいてもどこか哀れな気がします。楽しそうですけれど。
 
ビリー役のアッシャー・エンジェルがカワイイんです。
彼がドラッグとかに手を出さずに立派な俳優になってくれますように。
 
みんな観てね〜。(^O^)

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