『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦』
監督:河合勇人
出演:平野紫耀,橋本環奈,佐野勇斗,池間夏海,浅川梨奈,
ゆうたろう,堀田真由,高嶋政宏,佐藤二朗他
梅田で3本ハシゴの2本目。
1本目を観たテアトル梅田からTOHOシネマズ梅田へ移動して。
あまり観る気はなかったのです。
最近この手の若手人気俳優が出演している作品を観ると、
妙にイライラすることが多いから。
しかしハシゴの時間的に無駄がないのが本作で、観てみることにしました。
若干イライラ(笑)。
家庭は貧しくも頭脳明晰ゆえ、御行は1年生なのに生徒会長に。
一方のかぐやは大財閥の令嬢で、豪邸で使用人に囲まれる身。
互いに惹かれ合っているくせに、双方ともプライドが高すぎて自分からは告白できない。
自分から告白する=負けだから、何が何でも相手から告白させたいと頭脳線を繰り広げるのだが……。
あれ?あらすじこれだけ?
読んだら観た気になれるブログだというのが売りですから(笑)、
いつもはあらすじだけでもっと長くなるはずなんですけど。
書いてみたらこれだけしかない。
そうか、その内容のなさゆえ、私はイライラしたのだと今さら納得。(^^;
面白かったのは客の反応です。
平野くんはたいそう人気のある子らしくて、たぶん彼目当てで満席。
でも、そうとは思えない小学生高学年ぐらいの男子が私の隣席でした。
途中まで気づかなかったのですが、親が真後ろの席に座っていました。
どうやら満席のため並んで席を確保できなかった模様。
チェリーボーイとか童貞とかいう言葉の連発にええんかいなと私が心配に。
その台詞には反応していませんでしたが、「ちんちん」に笑う笑う。
もう、ねぇ、そんなにオモロイかっちゅうぐらい、場内は笑いの渦でした。
「ちんちん」と聞くと笑ってしまうかぐやに隣席の男子のみならず皆爆笑。
いや、そんなにオモロないしと、冷めている私。
佐藤二朗のソーラン節と『情熱大陸』のパクリ、『情熱大国』も大ウケで、
若い年齢層って、こういうシンプルなボケのほうが笑うんやなとしみじみ。
高齢者と若年層にはひねりのないボケのほうがいいようです。
序盤は退出したくなるほどつまらなかったわりには、
途中からは客の反応が面白くて勉強になりました。
余談ですが、このあいだ職場で話題になっていた「女に嫌われる3大女優」、
そこに橋本環奈が入らないのは、顔はめっちゃ可愛いけど、
ちっこすぎてスタイルがいいと思えないから、嫉妬に駆られないのでしょうね。
いろいろと面白い鑑賞でしたが、満員の客席を最初に退出したのは私です。(^^;