夜な夜なシネマ

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『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の18本目@西宮)

2020年02月09日 | 映画(か行)
『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』
監督:杉原輝昭
出演:高橋文哉,奥野壮,岡田龍太郎,鶴嶋乃愛,井桁弘恵,押田岳,大幡しえり,
   渡邊圭祐,山本耕史,生駒里奈,和田聰宏,児嶋一哉,西岡徳馬他
 
スルーしかけたんですが、これが人生最後のフリーパスだから、
今後は観ることがないかもしれないじゃないですか、“仮面ライダー”
で、やっぱり観ておこうという気持ちになり。
 
なんとなく顔を覚えています、仮面ライダージオウ役の奥野壮くん。カワイイですよねぇ。
しかし別に思い入れがあるわけじゃないので、開始直後は話がさっぱりわからない。
仮面ライダーゼロワンのクロスオーバーと言われても意味不明で頭の中は疑問だらけ。
観ているうちに少しずつ事情がわかってくるという毎度のパターンです。
 
飛電或人は人工知能搭載型人型ロボット“ヒューマギア”を製造する会社、
飛電インテリジェンスの社長であり、仮面ライダーゼロワンでもある。
人間とヒューマギアが共存して両者が心から笑える社会を理想に掲げ、それを実現していた。
 
ところがある日、目覚めるとそこは或人がいた世界とは別世界。
ヒューマギアが人間に攻撃をしかけ、人間を滅亡させるために動き回っている。
或人の会社だったはずの飛電はヒューマギアに乗っ取られていた。
 
どこかで過去が書き換えられ、歴史が変えられてしまったことを悟った或人は、
仮面ライダージオウの常磐ソウゴと協力し、
元の世界を取り戻すために12年前にタイムトラベルを試みるのだが……。
 
相変わらず話が難しい。
これ、小学生たちがみんな理解して観ているのでしょうか。
それともなんとなくカッコイイだけとか。
連れてきているお母さま方のハートはがっちり掴んでいる模様。
 
仮面ライダー軍団と悪者がただ戦うだけじゃなくて、
悪者には悪者になった理由がちゃんとある。
ヒューマギアが製造されたおかげで人間の生活はうんと楽になったけれど、
人間はヒューマギアをタダ働きさせて対価を払おうとしない。
ヒューマギアが人間を笑わせるなら、ヒューマギアは誰が笑わせてくれるのか。
思考して意志を持つようになったヒューマギアが暴走するという。
 
「変身!」とぐるり手を回すだけでライダーと化していた時代は何処へ。
とにかく凝っていて、ワラける。
ジオウの顔をよく見たらライダーと書いてあるのとかウケまくり。
 
仮面ライダーを観るのはこれで最後と思っていましたが、
また観る可能性もゼロではありません。
 
しかしゼロワンと聞けば私の時代はキカイダーなんだけどなぁ。

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