夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『地獄の花園』

2021年06月08日 | 映画(た行)
『地獄の花園』
監督:関和亮
出演:永野芽郁,広瀬アリス,菜々緒,川栄李奈,大島美幸,
   勝村政信,松尾諭,丸山智己,遠藤憲一,小池栄子他
 
今度は梅田ブルク7へ移動して本作を。
 
『架空OL日記』(2020)も楽しかったバカリズムの脚本。
よくもこんな話を思いつくものです。
 
三冨士商事の営業部に勤めるOL、田中直子(永野芽郁)。
普通のOLライフに憧れて、平凡な日常を送る彼女だったが、
職場ではヤンキーOLたちによる熾烈な派閥抗争が繰り広げられていた。
 
開発部のヤンキーの頭は安藤朱里(菜々緒)。
営業部のヤンキーの頭は佐竹紫織(川栄李奈)。
製造部のヤンキーの頭は神田悦子(大島美幸)。
この三つの派閥が対決し、勝ったのは朱里。
営業部と製造部のヤンキーたちは開発部の傘下に入り、一応まとまる。
 
ある日、営業部のイケメン社員(森崎ウィン)に朱里の手下たちが絡んでいたところ、
通りかかった女が立ち向かい、手下ヤンキーどもをいとも簡単に倒す。
その様子を物陰から見ていた直子は、翌朝、中途採用のOLを見てビックリ。
昨日の女こそがこの新入りOL、北条蘭(広瀬アリス)だったのだ。
 
蘭は圧倒的な強さでたちまち三冨士のヤンキーOLたちの頂点に。
そして直子ともひょんなことから親しくなる。
蘭の噂を聞きつけた他社のヤンキーたち(ファーストサマーウイカ他)に
次々と戦いを挑まれるも、強さを見せつけるばかりの蘭だったが……。
 
ヤンキーだって楽じゃない。
そしてその頭である人間はそれなりの器じゃなきゃ務まらない。
 
どうなるのかを全然知らずに観に行ったので、あっと驚きました。
書きません。書けませんけど、面白い展開。
 
上場企業にもヤンキーがいて、その頭が遠藤憲一
と思っていたらそれより上の地上最強のヤンキーとして小池栄子が登場。
メイクも含め、この撮影現場はさぞかし楽しかったろうと思います。
 
オチもいいねぇ。
バカリズムはやっぱり只者ではない。
あ、彼も普通の上司役でちゃんと出ています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする