『ブラックライト』(原題:Blacklight)
監督:マーク・ウィリアムズ
出演:リーアム・ニーソン,エイダン・クイン,エミー・レイヴァー=ランプマン,テイラー・ジョン・スミス,
クレア・ヴァン・ダー・ブーム,ヤエル・ストーン,ジョージア・フラッド,ティム・ドラクスル他
前述の『フェイブルマンズ』を観終わったのが20時50分。
ハシゴするなら21時35分からの本作しかないけれど、観る~?
あと45分もあるのよ。まだ月曜日やし、帰ったほうがええんちゃう?
でも今日帰ったら、きっとこれもう観る機会ないよ。
ということで、イオンシネマ茨木に残って本作を鑑賞。
アメリカ作品ではなくてオーストラリア作品。
観なくてもわかるやつです。だって主演はリーアム・ニーソンだし。
監督のマーク・ウィリアムズはこれまでにもリーアム・ニーソン主演で何本も撮っている。
だからこそ、安心のエンディングを期待できるからいいんですけど。
トラヴィス・ブロックは、FBI長官のガブリエル・ロビンソンに直接雇われている“フィクサー”。
極秘任務中の潜入捜査官に危険が迫ったさいに救出するのが彼の仕事。
長く潜入捜査に関わったエージェントは、メンタルをやられて何をしでかすかわからないから。
その直後、潜入捜査官のダスティ・クレインが任務を離れて逃走したうえに、
ジャーナリストのミラ・ジョーンズにコンタクトを図り、スクープのネタを渡すと言う。
ダスティをかわいがっていたトラヴィスは、長官の指令を受けてダスティを追いかけるが、
トラヴィスの目の前でダスティは何者かに殺されてしまう。
ミラに連絡を取ったトラヴィスは、ソフィアの轢き逃げに長官が関わっていることに気づき……。
70歳ですからね、リーアム・ニーソン。
そりゃまだまだアクションスターとしてやっていけるでしょうけれど、走り方がヨタヨタ。
しかももう父親役よりは爺ちゃん役が似合うようになる歳で、
本作では「もっと孫と過ごしたいから引退する」とのたまいます。
何事にも慎重にならざるを得ない毎日を過ごしてきたトラヴィスは、
孫を迎えに行けばその建物の出入り口やら非常階段の数と場所を確認せずにはいられない。
それを孫にも教えるものだから、娘は嫌がりますよねぇ。
おおむねいつもの彼主演映画で普通に面白かったけど、最後は拍子抜け。
エイダン・クイン演じるFBI長官をそんなにも簡単にやり込められるものでしょうか。
若い捜査官何人もに襲われても見事返り討ちにするトラヴィス。凄すぎるやろ(笑)。
え、これで終わり!?な感じは否めません。
まぁ、孫と穏やかに暮らせるようになったからいいんでしょうけど。