『架空OL日記』
監督:住田崇
出演:バカリズム,夏帆,臼田あさ美,佐藤玲,山田真歩,三浦透子,
シム・ウンギョン,石橋菜津美,志田未来,坂井真紀他
終業後にTOHOシネマズ西宮にて2本ハシゴ。
まだまだ続くコロナ騒ぎのせいで客少なく、安心のシアター(笑)。
生まれも育ちも大阪の私は、関西のお笑い芸人のほうが好きです。
別に標準語を敵視しているわけではないのですが、
やっぱり関西弁と関西の間(ま)が好きなのでしょうね。
標準語の漫才やコントを笑えないこともよくあります。
そんななか、バカリズムはたぶんわりと好きなほう。
彼が銀行のOLになりきって綴ったブログを
本人が脚本を書いて主演して、TVドラマ化されて大人気に。
向田邦子賞まで受賞してしまったという作品を映画化。
芸を観ているときと同じく、最初はわりと冷めていた私だけど、
少ないお客さんがめっちゃ笑っているのに釣られ、
途中からはかなり笑いました。楽しかった。
銀行勤めのOL、「私」(バカリズム)。
毎朝、最寄りの駅で同期の藤川真紀(夏帆)と合流して出社。
後輩の五十嵐紗英(佐藤玲)たちと女子更衣室でうだうだ。
上司にあだ名を付けて悪口を言ったり、
終業後にはモールへ行ったり食事に行ったり。
って、書き始めてみたけれど、あらすじってこれだけしかないやん(笑)。
基本、「あるある」が多くて笑えます。
悪口を言われるのはもっぱら男性上司で、
まったく動かないから、動かないものの数え方にちなんで「一基」と
ひそかに呼ばれていたり。
ひたすら邪魔だから「J」とあだ名を付けられていたり。
バレンタインデーのチョコレートの受け取り方などは、
男性陣が見て参考にするといいかもしれません。(^^;
出色は課長役の坂井真紀。
印鑑ケースのくだりはこの日の少ない客の中でいちばんのウケ具合。
私も大笑いしました。
架空というよりは妄想。
原作も読んでみたいと思いました。さっそく注文。
→買いました。読みました。レビューはこちら。