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『サンダーバード55/GOGO』<日本語劇場版>

2022年01月24日 | 映画(さ行)
『サンダーバード55/GOGO』(原題:Thunderbirds The Anniversary Episodes)
監督:スティーブン・ラリビエー,ジャスティン・T・リー,デヴィッド・エリオット
声の出演:満島ひかり,井上和彦,大塚芳忠,森川智之,日野聡,
     櫻井孝宏,江口拓也,堀内賢雄,立木文彦他
 
がん検診を受けるために休みを取っていた日、午前中に1本だけ映画を観ることにしました。
109シネマズ大阪エキスポシティにて。料金は1,900円均一。
 
“サンダーバード”は1965年から1966年にかけてイギリスで放送された人形劇の特撮番組。
日本でも1966年に初放送されました。
もちろん知ってはいますが、そんなに観た記憶はないんです。
当時はまだ私は赤ん坊ですし(笑)、何年か後に放送されたときもピンと来ていなかったのかも。
 
私があまり知らないといっても、世界的に人気を博した番組。
2015年に50周年を記念して、あるプロジェクトが実現しました。
それは、50年前にラジオドラマとして発表された3つのエピソードを基に、新たな映像を撮影、
完全な新作を製作するというプロジェクト。
本作はその3つのエピソードを日本公開用にまとめた日本語劇場版です。
 
約20分のエピソードが3つ。
メインになっているのは大邸宅に暮らすお嬢様ペネロープと彼女に仕える執事パーカー。
お嬢であるとともに有能なスパイでもあるペネロープは、
国際救助隊総司令ジェフの理念に賛同し、ロンドン支部の諜報員となります。
 
彼女がジェフと面会して諜報員の話を受け入れた日、
ジェフの息子でサンダーバードに乗る国際救助隊員たちを紹介されるところが見られます。
大邸宅からお宝を盗んだ挙げ句、邸宅を爆破する連続犯の捕り物など、ウキウキワクワク。
 
パーカーには何度も笑わされました。
人使いの荒いペネロープお嬢様のもと、額に汗をかきながら皮肉を言うことも忘れない。
それでいて凄腕の金庫破りなのですから、おみそれしました。
 
3つのエピソードの後には“ネビュラ75”という短編も併映。
これは、“サンダーバード”で使用したあれこれを流用してお遊びで撮った1本っぽい。
「コロナの中、ロンドンのアパートで撮影したものです。
科学的に辻褄の合わないところがあるとしても、それはあなたの世界でのこと」とありました(笑)。
 
楽しいよっ。

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