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『極主夫道 ザ・シネマ』

2022年06月14日 | 映画(か行)
『極主夫道 ザ・シネマ』
監督:瑠東東一郎
出演:玉木宏,川口春奈,志尊淳,古川雄大,玉城ティナ,MEGUMI,白鳥玉季,藤田朋子,
   安達祐実,橋本じゅん,松本まりか,滝藤賢一,吉田鋼太郎,稲森いずみ,竹中直人他
 
『はい、泳げません』を観て帰った前日同様に、
実家とその3軒隣のの部屋に寄った後、109シネマズ箕面でレイトショーを観て帰る。
 
原作はおおのこうすけの同名コミックで、ウェブコミックサイトで連載。
2020年に本作と同キャストでTVドラマ化されました。未見だけど。
アニメ化もされているとは知らなんだ。Netflixで観られるらしいから観なくては。
 
読んでないし、観ていないので、細かい設定はまったく知りません。
なぜ主人公が主夫になったのかも知らんし、絶望的に家事が苦手な妻の職業も知らん。
知らないけど、この劇場版を観るのになんら問題はありません。
 
“不死身の龍(たつ)”の異名を持つ伝説の極道、龍(玉木宏)。
今は足を洗って主夫となり、家事のスキルに磨きをかけ続けている。
妻の美久(川口春奈)とラブラブなのはもちろんのこと、
美久の連れ子で血は繋がらない向日葵(白鳥玉季)との関係も実に良好。
 
そんなある日、龍宅の玄関に乳母車ごと男児が置き去りにされる。
早速警察に届けるが、男児の身元がわからない。
このままでは施設に預けられてしまうと知り、しばらく龍一家が預かることに。
 
その頃、近所のビルに怪しげな奴らが入居する。
それは、近藤(吉田鋼太郎)を組長とするヤクザで、付近の地上げを目論んでいた。
地上げの標的としている保育園に悪質な嫌がらせをおこなうようになり、
見かねた龍と元舎弟の雅(志尊淳)は園長の白石(安達祐実)を助けようとするのだが……。
 
普通に楽しかったです。
監督が『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』(2019)の瑠東東一郎ということで、
志尊淳だったり吉田鋼太郎だったりのキャストがかぶるから、同じ雰囲気も感じます。
 
舌を巻いたのは安達祐実。彼女、やっぱり只者ではないですよね(笑)。
ヤクザを逆に恫喝した後「怖かったぁ」と可愛く言うシーンなど、笑ってしまいました。
 
龍が協力を求める元ヤクザの虎二郎に滝藤賢一
玉木宏のカラダが凄過ぎて、これホンマにここまで作り込んだん?と驚きましたが、
それに引けを取るとはいうものの、滝藤賢一もなかなか凄い。
その虎二郎の妹・虎春役の松本まりかの啖呵もカッコイイ。

わざわざ劇場で観るほどのものだろうかという気はするけれど、
キャストが楽しかったから良いのだ!

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