きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

ひとくちアメリカンドッグ

2009-08-27 | 肴・肉


ウィンナーが数本のこっていたから............
「ひとくち大」に小さくカットして.........

「ホットケーキミックス」を使い............

【ひとくちアメリカンドッグ】.....辛子とケチャップ.....

オットにとてもウケた(笑)...........。




こちらでは.......「アメリカン」しか見かけないけど........

郷里(北海道は十勝)には、【フレンチドッグ】というものがある。


魚肉ソーセージを1本、長いまんまで箸を刺し.........
「アメリカン」と同じく、衣をつけて揚げてある........

それ専用の、縦に深い器具を使って揚げていた...........

「辛子ケチャップ」と「お砂糖」をまぶすのと2種類あって.....
「お砂糖」パターンは、ちょっと変わってるかもしれない(笑)。

お祭りの夜店では「おなじみ」のもので............
アタシは「お砂糖」、妹は「辛子ケチャップ」が定番だった。


だけど同じ北海道でも....道北の旭川では見かけなかった....。


3年間すんでた町の、小さなお祭りだったけど..................

とても巨大な「大太鼓」があって..............
伝統的に、町の若者達に引継がれ..................

上に乗って叩く人(女性)、下で叩く人(男性).......
町中ねり歩きながら、バチをふるい続け................

あ・うんの呼吸で途絶えることなく「交代」するサマは見事だった。

その後ろからは、「よさこいソーラン」の群がつき............
最後は、近所の広場に集結する.....そこに夜店がズラリと並んだ。

広場を囲むように円形に並び.............
その真中で「町民の大宴会」が始まるのだ...............。


それまで......お祭りとは「子供」のものだと思っていた.........
でも、この町は完璧に「大人」のものだった(笑)............

呑んで呑んで呑んで、太鼓やヨサコイに合わせて踊って呑んで.......

べろんべろん(笑).................

私達が太鼓から離れず、あんまり楽しそうに見ていたからか.....
オットが呼ばれて叩かせてもらったりして......楽しかったなぁ♪

だからか、夜店は「おでん」や「イカ焼き」や..........
酒肴っぽいものばかりで、子供むけは数店だけ..........


「フレンチドッグ」も、1度も見かけなかった......残念。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炒めもやし マヨネーズがけ

2009-08-27 | 肴・野菜


鮪のヅケの角切りと...........
細いモヤシを炒めて、お醤油を少々ジュッ........

お皿に盛って、マヨネーズをかけ黒コショウ。


これ、好きなんですよね(もやしのみ)...........
ごはんがすすむ「オカズ」........................

たまには「酒肴」でと思って....................
鮪を追加して出してみる.............

オットは喜んで食べていた..............。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これには思い出があって...............

この食べ方を教えてくれたのは、ある友人なのだ。

友人といっても、当時ですら「それほど」親しくもなく......
現在は音信不通..........その程度の関係...........

なのに、ひょんなことから彼女の家に1泊することになった。

前日、母と大ゲンカをして家に帰りたくなかったのだ.......

まだ、高校生だった頃の話.....................。


彼女の家は大きく、経済的にも恵まれてる印象で............
煌々と家の隅々まで灯りがつき、TVも鳴っていた........

なのに......誰もいない......................

ガラ~ンとしてて寒々しい家だった.....................
お父さんはもちろん、お母さんも居ないし、兄弟も不在のようだ。

彼女の様子を伺うと.......何時ものことらしい..........

しばらく部屋でオシャベリした後、お腹が空いたね~となり......
階下のキッチンへ移動........彼女が何やら炒めだした........

そして出てきたのが、【炒めモヤシのマヨネーズがけ】だった....。

マヨネーズをかけるなんて、初めてでビックリしたけど.........
ご馳走になってみると美味しくて、それ以来の好物となる........。


しかしこの食卓は、悲しかった................

彼女は極々自然に................

炒めもやしの「小皿」を1つ「だけ」食卓におき.........
お茶碗2つに、黄色くパサついたゴハンをよそって..........

どうぞ......と、そしてパクつきはじめたのだ......笑顔で.......

彼女には「これが」普通の食事らしい......ショックだった。


この立派なお家の中で..............

この食卓の貧しさは何なんだ? この寒々しさは何なんだ?

彼女の屈託のなさが不可解だった.............。


すごく悲しくなったけど..............
彼女の笑顔に応えたくて、アタシも笑顔で「夕食」を頂いた......

明日は家に帰ろう......そう思いながら.......。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする