オットには、色々と作って食べさせるけど........
アタシは、夜の晩酌には「殆ど」なんにも要らない.....。
それに、ここんとこ珍しく食欲不振.................
朝は食べるけど、お昼は抜いてた日が多く.............
週末の買い物時にしか履かないジーンズを履いたら.........
ユルユルになってて、ビックリした.................。
そんなアタクシですが........................
寝る前に妙に空腹になる時があって............
そんな時は、なんの迷いもなく食べちゃう.............
画像のような、大きなホットケーキとか...........。
バターを使わないかわりに、お砂糖を足して焼く............
ホンワカあったかい味.......懐かしい味.............
幼児の頃、近所の「お姉さん」が焼いてくれた味..........
焦げ焦げだったけど、甘くて美味しかった.......................
お姉さんったって、小学生だったと思うけど................
気が向いたとき、ワルガキ共に大きなフライパンで焼いてくれた.......
木の俎板のうえに、フライパンから「ぼんっ」と引っ繰り返す...........
ちょっと焦げた甘い香りが漂い、ワルガキから歓声があがる........
それを、大きな包丁(そう見えた)で放射状に切ってくれる..........
固唾をのんで待っている..........「さぁいいよ」で一斉に手が伸びる。
おそらく......小麦粉・卵・砂糖だけの.....................
ふくらし粉の入ってない、そんな素朴なもんだったと思う.........
たいして美味しいものでは無かったハズなのに.............
母のホットケーキのほうが、ずっと極上で美味だったのに.........
バニラの香りもバターの味もない、すごく素朴な「おやき」.........
出来たて熱々で、オコゲが下世話に甘かったのと....................
自分にとっては「非日常的」なのが魅力的だったんだと、思う........。
母の味とは違う味........これも忘れられない味..........。