きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

しあわせな食卓

2011-11-25 | 本と映画の話

◆増田れい子・北洋社◆

手元にあるのは「1978年」の初版本

増田さんは、作家「住井すゑ」さんの娘さんでもあります


増田さんが著名人の「おいしい」を尋ね、まとめたもの
週刊誌に連載されていたものを、本にしたみたいです

アタシはこの本が大好きで、ブログにも何度も出てきたと思う

性懲りも無く、また読みかえしている


料理をする人間からすると、これは違うんじゃないかな~って
そんなふうに思う記述もありますが....................

料理本じゃないから、「美味しそうな文章」ならOKなのだいいのだ


かれこれ30年以上前の本ですから、「今は亡き」って方々の
まだ若々しくお元気な姿を垣間みれて、そういう意味でも楽しい本

大好きな沢村貞子さんはじめ、淡谷のり子さん、大村しげさん、岡部伊都子さん
森英恵さん、辻義一さん、宇野重吉さん、中村汀女さん、新田次郎さん、山崎朋子さん
林家正蔵さん、小森和子さん、山田太一さん、芳村真理さん、壇ふみさん、花森安治さん

ざっとあげたダケでも、こんなふう


画像のオムレツは.................
石井好子さんのオムレツ記事を読んで、つい焼いてしまった

うちのはパセリと生クリームの入ったのだけど
記事では「じゃが芋」のオムレツを焼いていた

 オムレツ・オ・パルマンティエ

パルマンティエっていうのは人名で、フランスに「じゃが芋」を初めて輸入した人らしい

石井さん曰く..................
じゃが芋は皮ごと茹で、1日くらい経ったほうがいいらしい

実がしまる.......確かにそれってよく解る



バターをたっぷり使って「おフランス式」に焼いたオムレツに

【何つけて召しあがる?お醤油? そうお醤油がおいしいわね】

こう言って下さるところがっ、たまらんのですなぁ~

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オニオングラチネ

2011-11-25 | オーブン料理

他の方のブログを覗いたら、美味しそうなグラチネが...........
.........それで、しばらく食べてないな~と気づいて

寒い晩だったから、チーズもパンもタップリの【濃厚版】で


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


一説には、グラチネの起源は「レストラン」の起源にも繋がるらしく
いにしえの冬のパリ、寒い朝市へやってくる男達のために
ある「薬屋」がこのスープを拵えて売り出したのが

ことのはじまりとかなんとか



◆玉葱スライス・塩

 ・かるく塩をしてラップしてチン♪する(3分程度)

◆無塩バター

 ・冷たいフライパンにバターをいれてから点火
 ・溶けたら玉葱を入れて、狐色になるまで炒める

◆小麦粉

 ・軽く入れてよく炒め

◆スープ(チキンコンソメ・水)

 ・熱いスープが沸いた鍋に、炒めた玉葱を溶かし

◆白ワイン・月桂樹の葉・塩

 ・15~20分ほど煮こむ(薄味)

◆あらびき胡椒

 ・胡椒をひいて完成


◆カリカリに焼いた「薄焼き」トースト
◆粉チーズ・ナチュラルチーズ


耐熱の器に..............................

(あれば底にディジョン・マスタードを)

スープ・トースト・粉チーズ・トースト・スープ......と重ね
最後に、チーズを「どっさり」盛って...................

200℃のオーブンで20分ほど焼く



いつ食べても裏切らない、美味しい【たべるスープ】............
アッサリ拵えても美味しいし、今回のようなガツツリ系も捨てがたい


 ※グラチネ.....グラタンということは、仕上げに「焼き」ますから
  あくまでも調味は「薄味」を心がけて、チーズを使う場合は特に

 ※白ワインのかわりに、洋酒(シェリー・ブランディーなど)を使うと豪華味


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マカロニサラダのマヨ焼き

2011-11-25 | オーブン料理

のこった「マカロニサラダ」を使って


◆マヨネーズ
◆牛乳
◆卵

 ・よくよく混ぜて

◆マカロニサラダ
◆干せっからびたウィンナー(薄切り)


卵がうまく作用してくれて、ソースがフワッと焼けます
ちょっとカロリーは高いけど(笑)、美味しい始末料理です

あと、【干せっからびた】ウィンナーってサラミみたいで美味しかった


ビールの肴で

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すこしだけ振り返る

2011-11-25 | つぶやき

もうあと1ヶ月ちょっとか

毎年、わけが解んないうちに1年が終わるけど
今年はとくに気持ちが混沌としていたな

あの日から、拵えに拵え続け自制心を保っていたような気がする

目の前の人間にちゃんと「食べさせ」眠らせて
「あの」殺人的な満員電車に乗せないとならなかったし

........ってこともあったけど
半分は自分のために「拵え続けた」と思う


「よくこんなときに料理なんか」と非難もされたけど
大きなお世話だと、根性曲がりのヤジなど無視して拵え続けた

言われついでに言わせてもらえば...............
「こんなとき」に他人のブログを徘徊して、アゲアシとって
悪口かいてる人間の神経には、心底トリハダがたった

すごい余裕、さぞかし「大人物」なのでしょう


それはさておき

あのときアタシは

ひたすら尊敬する沢村貞子さんの言葉を、くりかえし思い出していた

アタシは主婦だから、絶対に「ごはん」を拵えるのを止めるまいと思った
主婦が我を失い回転することを止めたら、家も止まってしまうと思ったから

それがどうした?と問われれば、正直ことばに詰まってしまうけど(笑)
なんだか解んないけど、アタシにはそれしか選択肢がなかったのだ

正しいとか間違ってるとか、そんな事を考えてる余裕もなかった

オットと、沢村さんの言葉と、高山さんの本とに
アタシは必死にしがみついて、のり切った気がする

「しがみつけるもの」があって本当に良かった

人間、余裕がなくなって「すっぱだか」になったとき
自分が何を「ヨスガ」に生きているのか、初めて気づける

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キャベツの醤油漬け

2011-11-25 | もつもの

漬物っていうより、和えもの感覚です

お塩のかわりに、お醤油をつかって漬けます

塩分が低いので、ガッツリ重い「重石」を使い
食べる時は「しぼらずに」汁ごと盛りつけます

パリパリしてて美味しい

揉むと青臭くなるので、ひたすら重石をかけて
ときどき「あおって」様子をみて..............

お醤油は、少しづつ様子をみながら足していく

お塩より少し時間はかかりますが...............
漬物より薄味だから、半個くらい1回でペロリです


「醤油の旨味」ってすごいな~と、改めて思った

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のこりもん肴

2011-11-25 | 和えもの

いつもの「のこりもんシリーズ」


この日は確か..................

◆蒸し豚ののこり
◆キムチののこり
◆ゆでほうれん草ののこり

 ・ちゃっと炒めて醤油を少し

キムチが自家製で美味しいから、失敗ナシの味


◆まぐろ中トロヅケののこり
◆スプラウトののこり

 ・ごま油で和えて胡麻をふる



こういう「のこりもん」は、冷蔵庫の手前に置いといて
なるべく急いでチャッチャカ使わないと.............

ぜったい食べのこす

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すごもり陶板焼き・朝ごはん

2011-11-25 | 朝ごはん・昼ごはん

陶板焼きの鍋をつかって【すごもり卵】の朝ごはん

軽く油をぬって火にかけ.............
千切りキャベツ・卵・かぼちゃ煮つけ......

蓋して蒸し焼き、仕上げに「水」を少し入れて蒸す

調理はラクチンだし熱々で美味しいし
1人前の陶板は、ひとつ持っていると便利です


◆納豆ごはん(ゆめぴりか)
◆味噌汁(ほうれん草)
◆柴漬け


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


二日酔いだって、ちょっと残された

来週は「健診」らしいから、呑ませすぎないようにしないとなぁ
それでなくても、懸賞のビールが【売るほどある】から呑みすぎているし

2人とも、家系に「痛風のけ」はないから問題ないとは思うけど
オットは「高血圧系」だし、アタシんちは「糖尿病系」だし

あ~

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