枕草子 第二百六十七段 扇の骨は
扇の骨は、
朴。
色は、
赤き、紫、緑。
扇の骨は、
朴の木。
張る紙の色は、
赤、紫、緑。
ここでの扇は、夏に納涼のために用いる扇のことで、蝙蝠(カワホリ)の扇と呼ばれました。
ここに挙げられているものは、おそらく少納言さまのお好みのものでしょうから、骨や紙の色もさまざまなものがあったのでしょう。
扇の骨は、
朴。
色は、
赤き、紫、緑。
扇の骨は、
朴の木。
張る紙の色は、
赤、紫、緑。
ここでの扇は、夏に納涼のために用いる扇のことで、蝙蝠(カワホリ)の扇と呼ばれました。
ここに挙げられているものは、おそらく少納言さまのお好みのものでしょうから、骨や紙の色もさまざまなものがあったのでしょう。